Mermaid*4 ページ4
話し合いの結果、私は中也がいる部屋に居候させてもらうことになった。
『部屋、ひっろーい!』
「そうか?」
『うん、広いよ!私が住んでいた所は狭かったから、ここは広く感じる!』
こんだけ広いのなら、成人した人魚は軽く十人以上入れる気がする。
あとは……魚達とか。
「さてと……Aの寝所の準備でもするとするかな……」
「ちゅ、ちゅ、中也さん!!」
勢いよく扉が開き、「わぁ!」と変な声を出してしまった。
「樋口!手前、人様の部屋に入る時はノックを三〜四回って習っただろ!!」
「すいません……尾崎幹部や首領から中也さんが綺麗な女性を連れて来たと聞いてつい……」
「そうかそうか……姐さんや首領が言っていたヤツは、きっとコイツだな。」
中也が私の方に目線を向け、「何か言え」的な顔をしてきたので、私は蜂蜜色の髪の毛をした彼女に「どうも……今日からここに居候させていただくAです……」と、軽く挨拶をした。
彼女は、第一印象からとても良い人なのが伝わってくる。
「噂通りめちゃくちゃ綺麗な方ですね!あ!!ご紹介が遅れました、私の名前は樋口一葉と言います!気軽に"樋口ちゃん"とでも呼んでください!」
『樋口さん、よろしくお願いします……!』
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もえ(プロフ) - 紅月ミレーさん» ありがとうございます!最後は2人とも幸せになって良かったです! (2021年10月18日 7時) (レス) id: 17b4d0a3c2 (このIDを非表示/違反報告)
紅月ミレー - もえさん» 完結おめでとうございます(〃ω〃) 中也様と夢主ちゃんの幸せを願っています(^ω^) (2021年10月17日 22時) (携帯から) (レス) id: a496965e6a (このIDを非表示/違反報告)
もえ(プロフ) - 紅月ミレーさん» なんとか陸で暮らせるようになりましたね!いやぁ〜良かったですよね! (2021年10月9日 23時) (レス) id: 17b4d0a3c2 (このIDを非表示/違反報告)
紅月ミレー - 夢主ちゃん、陸で遂に暮らせますね(*^□^*) 此れでずっと中也様と一緒に居れますね(〃・ω・〃)=3 (2021年10月9日 20時) (携帯から) (レス) id: a496965e6a (このIDを非表示/違反報告)
紅月ミレー - もえさん» 夢主ちゃん、このままユシンと一緒に海に戻って仕舞うんでしょうか(´;ω;`) 中也様と幸せになって欲しいです(〃・ω・〃)=3 (2021年10月3日 16時) (携帯から) (レス) id: a496965e6a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もえ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/mokomokohi4/
作成日時:2021年9月12日 16時