Mermaid*3 ページ3
「ここが、俺がいつもいる場所だ。」
彼に案内された場所は、大きな大きな建物。
『ねぇ、ここは庶民も入って良い場所なの?』
「そうだな、庶民というか……関係者のみだけどな。」
海の中では、こんなに大きな建物には国王様と王妃様達王族しかいられない。
人間って不思議ね……
「名前を言うの忘れていたな、俺の名前は中原中也。手前は?」
少し歩き慣れてきた頃に、彼が私の名前を聞いてきた。
『私の名前はAよ。』
「"A"か……良い名前だな。」
「良い名前」……誰かにそう言われたのは初めてかもしれない。
『ねぇ、中也。今から何処に行くの?』
「首領の所だ。一応、手前のことも話しておかないといけないしな。」
『なるほど……?』
「首領、中原です。今入ってもよろしいでしょうか?」
「あぁ、良いよ。」
「失礼します。」
『失礼……します……』
中也が扉を開けた瞬間、その部屋には多分首領であろう人が、椅子に座っていた。
「中也君、隣にいる子は誰かね?」
『私の名前は……』
「Aです。彼女は先程、海辺の近くで倒れていて……」
「それで君が助けたと。」
「はい。」
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もえ(プロフ) - 紅月ミレーさん» ありがとうございます!最後は2人とも幸せになって良かったです! (2021年10月18日 7時) (レス) id: 17b4d0a3c2 (このIDを非表示/違反報告)
紅月ミレー - もえさん» 完結おめでとうございます(〃ω〃) 中也様と夢主ちゃんの幸せを願っています(^ω^) (2021年10月17日 22時) (携帯から) (レス) id: a496965e6a (このIDを非表示/違反報告)
もえ(プロフ) - 紅月ミレーさん» なんとか陸で暮らせるようになりましたね!いやぁ〜良かったですよね! (2021年10月9日 23時) (レス) id: 17b4d0a3c2 (このIDを非表示/違反報告)
紅月ミレー - 夢主ちゃん、陸で遂に暮らせますね(*^□^*) 此れでずっと中也様と一緒に居れますね(〃・ω・〃)=3 (2021年10月9日 20時) (携帯から) (レス) id: a496965e6a (このIDを非表示/違反報告)
紅月ミレー - もえさん» 夢主ちゃん、このままユシンと一緒に海に戻って仕舞うんでしょうか(´;ω;`) 中也様と幸せになって欲しいです(〃・ω・〃)=3 (2021年10月3日 16時) (携帯から) (レス) id: a496965e6a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もえ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/mokomokohi4/
作成日時:2021年9月12日 16時