31話 【光景】 ページ34
--あるにあside--
ラ「ちょっと行きてぇ場所あるから...そこに行きながら話すわ。」
そう言って、教室を出るラムザさんの後を俺はついて行った。
この道...家に帰るには遠回りだよな。
てか、どこに向かってるんだ?
ジ「この道って...商店街がある方だよな?」
タ「あー!! 確かに!!」
ア「商店街に何か用でもあんのか?」
ラムザさんが商店街に用って...ないだろ。
でも、昔はよく、みんなで行ったよな...。
最後にあの駄菓子屋に行ったのって...中学7卒業した時だっけか?
ラ「2週間くらい前に、Aがこの商店街にいたらしいんだ。」
あ・ジ・タ・ア「「「「 は?? 」」」」
ラ「俺のツレからの情報だけどな...。」
なんでAが商店街に?
買い物は近くのスーパーって言ってたし...商店街に来る理由なくね?
ジ「見間違い...とかじゃないのか?」
ラ「俺もそう思った...でも、コレ見てみろよ。」
そう言ってラムザさんが、スマホを俺達に見せた。
そこには、駄菓子屋を見つめてるAが映っていた。
ラ「ツレに写真送ってもらっといた。」
あ「これ...A、だよね...?」
タ「なんで?」
なんでAが1人で...?
しかも...この駄菓子屋に?
何か思い出したのか?
ア「何か思い出したから、あの駄菓子屋に行った...とか?」
ジ「でも、少し前に昔話した時はそんな素振り見せてなかったろ?」
タ「じゃあなんで?」
いくら考えたってわからない。
何か思い出したなら、俺らに言うだろうし...。
タ「てか、なんで今俺達も商店街に向かおうとしてんの?」
ア「確かに...。 Aがいたのは2週間くらい前だろ?」
あ「もしかして、今日のAの用事って...。」
ラ「あぁ...確証はねぇけど...もしかしてと思ってな。」
商店街のアーチをくぐり、俺達は駄菓子屋へと歩いた。
もしもAが居るなら、理由を聞きたい。
なんであの、俺達の思い出のある駄菓子屋を見ていたのか...。
タ「お! 駄菓子屋発見って......ねぇあれ...。」
タップがそう言って見つめる視線の先...。
俺には信じられない光景だった...。
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黒夜叉(プロフ) - 小倉さんちのトーストさん» コメントありがとうございますm(_ _)mコメント頂けた事が活力になり、仕事の合間になんとか1話だけ更新できました!応援していただいて、本当ありがとうございます!亀更新ですが、これからもよろしくお願いします! (2018年8月30日 17時) (レス) id: 752f8bbbdb (このIDを非表示/違反報告)
小倉さんちのトースト(プロフ) - すごく続きがみたいです!忙しいとは思いますが楽しみに待ってます!!頑張ってください! (2018年8月27日 14時) (レス) id: 8a91b56ecb (このIDを非表示/違反報告)
黒夜叉(プロフ) - くーぼんさん» ありがとうございます( ^ω^ )応援やコメントをいただけると頑張れます(*´罒`*)カメ更新ですが、これからもよろしくです☆ (2018年1月13日 15時) (レス) id: 752f8bbbdb (このIDを非表示/違反報告)
くーぼん - 返信ありがとうございます!覚えてくださってて嬉しいです( >ω<)もちろん、これからも応援し続けます!!(^-^) (2018年1月13日 14時) (レス) id: 06ea0aa9cf (このIDを非表示/違反報告)
黒夜叉(プロフ) - くーぼんさん» くーぼんさん、コメントありがとうございます(^ ^)そして、お久しぶりです!!もちろん、覚えてますよ☆前作でもコメントと応援いただいたのに、今作までコメントと応援いただけるなんて、本当に嬉しいです(*´罒`*)カメ更新ですが、これからも宜しくお願いします! (2017年12月18日 23時) (レス) id: 752f8bbbdb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒夜叉 | 作成日時:2017年3月18日 15時