【Noel channel】もぅ二度と...

１３話　【思いだしたい】 ページ14

--Aside--




『私と...みんなが...おさな、な...じみ......いッッ』


全｢｢｢｢｢ッ!!｣｣｣｣｣


ラ「おいA、どうした?!」


『
っ...ｲﾀｲ...ｱ､ﾀﾏ...ｶﾞｯ...』


全｢｢｢｢｢A?!｣｣｣｣｣





さっきまでは...苗字だったのに...

...なんで急に...名前で...






“A”

なんだろ...なんか懐かしい感じがする...





“俺達６人は＿＿＿だから、ずっと一緒だ!!”

なんで今...あの夢の言葉を...思い出すの？




私は何を忘れているの？


......呼吸がしづらい...





ジ「A...大丈夫だから、落ち着け。」



ジャンク君が、そう言って私の背中を擦る



『ッ...ハァ、ハァ...』




思い出したい...

思い出さなきゃいけない気がする...

私の幼馴染...？

...ッ...ダメだ...

思い出そうとすると...頭が痛くなる...





あ「思い出そうとしないで...」




あるにあ君がポツリと呟いた





『ッ......あ、るに...あくん...』




ゆっくりとあるにあ君の顔を見た




あ「今は何も考えないでいいから...落ち着いて!(ﾆｺ」


『ッ!!』




この笑顔...なんだか懐かしい...

......懐かしく感じるって事は...

本当にみんなは私の幼馴染...なの？

......ダメだ...もう限界...

今は何も考えちゃダメだ...



＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿
＿＿



しばらく何も考えずにいたら、頭痛が少しだけ落ちついた




『み、みんなごめんね...ビックリしたよね...。』


ラ「俺らの事は気にしなくていい...」


ジ「A、いや...卯月さんは大丈夫か？」


『大丈夫だよ...あと、Aでいいよ！』


ジ「えっ？」


『さっきみたいに、名前で呼んでよ！(ﾆｺ』


タ「いいの？」


『もちろん！ 私には記憶はないけど...私達は幼馴染なんでしょ？ だったら、卯月じゃなくてAって呼んで！(ﾆｺ』


全｢｢｢｢｢ッ///(笑顔ヤベェ///)｣｣｣｣｣


あ「じゃあ、俺らのことも“君”つけなくていいよ!!」


『うん、わかった！』







今は何も思い出せないけど...

みんなの言葉を、私は信じよう...

私と５人は...幼馴染...なんだろう...






あの夢での言葉...


“俺達６人は＿＿＿だから、ずっと一緒だ!!”


６人って事は...あるにあ君達５人と私の事なのかな？

...ッ...ダメだ...やっぱ思い出そうとすると頭が痛くなる...

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

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