【HQ】 烏養さんの妹はバレーに関してはすごい女の子!?!?! ４

１４８話 【タダ・ノブカツ】 ページ6

--Aside--




『黒尾さん、遅くなってすみません。』


黒「やっと来たか!!」




第三体育館では、黒尾さんの他に木兎さんと京治さんがいた





兎「Aじゃねーか!!」


赤「どうしたのA??」


『黒尾さんに自主練付き合ってくれって言われたので来ました!!』






私がそう言うと木兎さんがジャンプしながら喜んでいた





木兎さん元気だなww





赤「おや??」




ん？ どうした、扉の方なんて見て...って蛍??

山口くんとの話は終わったのかな??




兎「おやおや??w」


黒「おやおやおや??w」




なぜ1つずつ“おや”を増やす...





月「...聞きたい事があるんですが、いいですか??」


兎・黒｢｢いーよー!!｣｣






この2人、本当に高3男子なんだろうか...

てか、私邪魔だよね...

一旦、外に出ようかな...





月「どこ行くの?? Aも聞いてて」


『わかった』





蛍は黒尾さん達の方を向き、口を開いた





月「お二人のチームはそこそこの強豪ですよね」


黒「ムッ...まぁね!!」


月「全国へ出場はできたとしても優勝は難しいですよね」


木「不可能じゃねーだろ!!」


赤「まぁまぁ聞きましょうよ、仮定の話でしょ」





年下の京治さんのが大人に見える





月「僕は純粋に疑問なんですが、どうしてそんなに必死にやるんですか??」





なんでそんな事...





月「バレーはたかが部活で、将来履歴書に“学生時代部活を頑張りました”って書けるくらいの価値じゃないんですか??






たかが部活...か...

蛍にとってバレーボールは、その程度だったの??

いや、そんな訳ない!!

その程度だったなら、とっくにバレーやめてるんじゃ...






木「“ただの部活”って......なんか人の名前っぽいな...」


黒「おぉ...タダ・ノブカツ君か...!!」






確かにそうは聞こえるけど...

今はどうでもいいよ!!






黒「いや待て、ちげーよ!! “たかが部活”だよ!!」


木「ぐあぁ!! そうか〜、人名になんね〜!!」





なんで人名にこだわる??





月「ツッ込んだ方がいいですか??」


赤「いいよ、キリがないから」





たしかにww

今ツッ込んだら長くなりそう...





兎「あー、眼鏡君さ!!」


月「月島です...」


兎「月島君さ!! バレーボール楽しい??」




木兎さんの言葉に蛍は何て答えるのかな

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

１４８話　【その瞬間】→←１４７話 【プライド】

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す