メイドと７人の社長さん２

再会 ページ7

渋谷side








村「やっぱAのコーヒー美味いわ」


『ありがとうございます』


横「コーヒーの淹れ方とか勉強したん？」


『めちゃめちゃしましたよ！』


村「なんで勉強しよって思ったんや？

やっぱ昔からコーヒー好きやからとかか？」


『…まあ、そうですね！』








こいつはいつもコーヒーの話をすると微妙な反応する



昔なんかあったんか？

そう聞きたいけど本人が話したくないねんやったらそれはしゃあない








ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ


『ちょっと行ってきますね』





村「お客さんか？」


渋「たしかマルがアマ○ンでなんか買った言うてたわ」


横「あいつほんま買い物好きやな」


村「アマ○ンてどうやって送ってくるんや」


渋「は？」


村「え？」









こいつ…
もうなんも言わんとこ、


それにしても荷物受け取るだけにしては戻ってくんの遅いな



なんか嫌な予感するわ





そんなこと考えてたらAが戻ってきた









渋「遅かったな。なんかあったんか？」


『ﾎﾞｰ..』


横「Aちゃん？」


『へ！？ごめんなさい！』


村「なんか考え事してたんか？」


『今日の晩ごはんのこと考えてたらぼーっとしてました、』


横「そっか。

なんかあったんかと思ったわ」


「いえいえ！なんにもないですよ！」


渋「…」









さっきのAはなんもないってかんじの顔じゃなかった

絶対なんかあるはずや




Aが自分の部屋に戻ったのを見計らってAの部屋にいった








ｺﾝｺﾝ



渋「入るで」


『は、はい！どうぞ！』








なにかを隠してんのか後に手を隠している








『どうされました？』


渋「…お前さっき絶対なんかあったやろ」


『え？』


渋「戻ってきたとき様子おかしかったし」


『それは…晩ごはんを考えてて』


渋「嘘つけ。

なんかありましたって顔してんねん」




『…やっぱり、すばるくんには敵いませんね(苦笑)』








ソファに俺を座らせて真剣な顔で隣にきた







『話、聞いてくれますか？』

＠→←＠

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す