メイドと７人の社長さん２

＠ ページ4

渋谷side





『これどうぞ！』


渋「これさっきお前が買ったやつちゃうん」


『まあ開けてみてください』






プレゼント用の包装紙を開けると
そこには、





渋「お前！？なんでこれ！」


『渋谷さん前からそのレコード欲しいって言ってたじゃないですか』


渋「いや、けど」


『今日のライブのチケットとってくれたお礼ですから、気にしないでくださいね』






ほんまこいつ、

こうゆうとこちゃんとしてるわ






渋「じゃあありがたくいただくわ」


『はい！』





こいつのおかげで今日は良い１日やったわ





『渋谷さんに喜んでいただいて良かったです！！』


渋「こんなん喜ばん方がおかしいわ」







この家に住んでる俺らの中でこいつと１番喋るのは俺やってわかってんねんけど…


なんかまだ距離感じるねんな






『渋谷さーん！どこ見てるんですか？』





あ、これや





渋「お前俺のこと下の名前で呼ばへんの？」


『え？それは一応ご主人様ですから』


渋「苗字で呼ぶのもなんかあれやし下の名前で呼んだらええねん」


『そんな、急に言われても』


渋「１回呼んでみて」






ちょっと迷ったみたいやけど

しっかり目を見て





『すばる、さん//』


渋「お、おう///」


『こんなんでいいですか？//』


渋「まぁな、//強いて言えばさんじゃなくてくんのほうがええかも」


『機会があればそうします！！』








ええなこれ、


こいつやからこんなん思うんやろな
他のやつやったらこんな気持ちならん



それだけ俺は


こいつのことが

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