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紫耀side
追いかけるように寝室に行くと、Aはベッドの中で泣いてた。
紫耀「A」
優しく声をかけ、Aの目の前にしゃがむ。
紫耀「A」
「ｸﾞｽｯ...紫耀、嫌じゃないの...？」
紫耀「何が？」
「だって、家のことも全部紫耀に任せて...ｸﾞｽｯ、、先輩やメンバーともご飯、行きたいはずなのに...ｸﾞｽｯ」
紫耀「家の事やるの、別に嫌じゃないよ？家事とか元々好きだし。ご飯もいつか行けるしさ。俺が好きでこうしてるの。だから、Aはそんなに自分を責めないでいいんだよ？」
「ｸﾞｽｯ...紫耀の自由、奪ってる気がして...ｸﾞｽｯ」
紫耀「そんなこと気にしてたの？別にAは俺の自由奪ってないじゃん。逆に俺の方だよ、謝るのは」
「何で...？」
紫耀「だって、A、妊娠してつわり始まってから、どこにも行ってないでしょ？病院ぐらいしか行ってないじゃん。本当は友達と遊んだりしたいはずなのに、家にずっと居て、赤ちゃんのためにつわりにも耐えて」
俺はまだメンバーと仕事で会って話したりできる。
でもAは誰にも会わず、1人で闘ってる。
紫耀「A、ごめんね？辛いつわり、1人で抱え込ませちゃって...」
吐いてるAの背中を擦りながら、何回代わりたいって思ったか。
紫耀「だからこそ、俺はAの隣にいたい。つわり、代わることは出来ないけど、そばにいることは俺にはできるから。こうやってそばにいるのも俺のワガママだと思って」
「ｸﾞｽｯ...うん」
紫耀「Aも、もっと甘えていいから。甘えるのも、赤ちゃんのためだと思って。素直に我慢せず俺に甘えて。俺はちゃんと受け止めるから」
「ｸﾞｽｯ...優しすぎ...」
紫耀「でも嬉しいんでしょ？笑」
「ｸﾞｽｯ...うん、嬉しい」
紫耀「やっぱり笑 お腹空いてるんだっけ？スイーツ食べよう。行こっか」
「うん」
Aと手を繋いで、リビングに行った。
Aはソファに座り、俺はキッチンに向かった。
フルーツをカットしながらふとAを見ると、Aはお腹を撫でてた。
優しい顔で、微笑みながら。
Aが幸せそうで、俺も幸せになった。
fin
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このみ(プロフ) - めろんぱんさん» こちらこそ素敵なリクエストありがとうございました！こんなに大切にされるなんて、ほんと贅沢って感じです！喜んでくれてよかったです！ (2020年12月14日 7時) (
レス) id: 5339af8eb4 (このIDを非表示/違反報告)
めろんぱん(プロフ) - リクエスト書いていただいてありがとうございます！♪しょうくんの優しさといい旦那っぷりが全開に出ていて、しょうくんの奥さんになれたらこんなにも大切にしてくれるんだろうって噛み締めてお話を読まさせていただきました！ありがとうございました (2020年12月14日 1時) (レス) id: fdf48a6f65 (このIDを非表示/違反報告)
このみ(プロフ) - よっちさん» まとめて読んでくれてありがとうございます！優しすぎますよね！奥さん幸せですよね！次回もお楽しみに！ (2020年12月13日 19時) (レス) id: 5339af8eb4 (このIDを非表示/違反報告)
よっち(プロフ) - 更新ありがとうございます！まとめて見させていただきました♪みんなが旦那としてパパとして優しすぎて(；＿；)また次回楽しみにしています！！ (2020年12月13日 17時) (レス) id: e6b192ebe6 (このIDを非表示/違反報告)
このみ(プロフ) - はるかさん» 読んでくれてありがとうございます！いつも安心感ありますよね！リアルの紫耀くんも自分より他人を優先しそうです！ (2020年12月13日 14時) (レス) id: 5339af8eb4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：このみ | 作成日時：2020年11月28日 10時
