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廉side
その後も、何かとひな中心になってしまい、なかなかゆうと構ってやれなかった。
夜になり、ゆうも寝る時間に。
ゆうはもう、お腹トントンとかで寝かしつけなくても、自力で寝れるようになった。
だから一人で寝室に行って、俺らが寝室に行った頃にはもうすでに寝てることが多い。
今日も俺たちにおやすみって言って、寝室に一人で行った。
その間、Aは哺乳瓶を洗ったり、明日のミルクのお湯の用意をしてて、俺はひなの寝かしつけ。
しばらくして、寝室のドアが開く音が聞こえて振り向くと＿＿
廉「あれ、ゆう...」
寝てるはずのゆうが出てきて、ゆうの目には涙が。
「ゆう、どうしたの？」
Aはキッチンから出てきて、ゆうの前にしゃがんだ。
ゆう「ｸﾞｽｯ...ひとり、やだぁ...ｸﾞｽｯ」
「一人嫌だ？そっかそっか。ママのとこおいで」
Aはゆうの前に両腕を広げた。
でも、ゆうはやっぱ遠慮してるのか、前みたいに抱きつかない。
ひなももう寝たから、一旦ベビーベッドに寝かせて、俺もそばに行った。
廉「ゆう、本当は甘えたいんやろ？でも、ひなに遠慮しちゃってるんやろ？」
「素直に言っていいんだよ？」
すると、ゆうはAに抱きついて＿＿＿
ゆう「ｸﾞｽｯ...ママと、パパがいいっ...ｸﾞｽｯ...ママと、パパと...ｸﾞｽｯ...いっしょに、あそびたいっ...ｸﾞｽｯ」
ゆうは素直に言った。
廉「うん。分かったよ、ゆうの気持ち。ごめんな、沢山我慢させて」
Aは背中をトントン、俺はゆうの頭を撫でた。
「ママもごめんね？ゆうと一緒に遊べなくて」
こんなまだ3歳の子に遠慮や我慢させて、ゆうに謝りたい気持ちでいっぱい。
廉「ゆう、ごめん。ほんとに。でも、ゆうのこと大好きなのには変わりないからな。むしろ、大好きって気持ち増えとるもん」
ゆう「ｸﾞｽｯ...ゆうのこと、、すき...？」
「うん。大好きだよ。ずっとゆうはママとパパの宝物だもん」
ゆう「ほんと...？」
廉「おん。やから、ゆうも遠慮とか我慢とかせずに、遊ぼうとか言ってええんやで？もちろん状況とかでその時は遊べなくても、後で絶対遊ぶし。さっきもパパ、ゆうに遊ぼうって誘ったやろ？」
ゆう「うん...ｸﾞｽｯ」
廉「遠慮しちゃう気持ち、分かるけど、ゆうはまだ子供やもん。子供は素直に甘えたらええの。な？」
ゆう「うん...ｸﾞｽｯ」
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このみ(プロフ) - めろんぱんさん» こちらこそ素敵なリクエストありがとうございました！こんなに大切にされるなんて、ほんと贅沢って感じです！喜んでくれてよかったです！ (2020年12月14日 7時) (
レス) id: 5339af8eb4 (このIDを非表示/違反報告)
めろんぱん(プロフ) - リクエスト書いていただいてありがとうございます！♪しょうくんの優しさといい旦那っぷりが全開に出ていて、しょうくんの奥さんになれたらこんなにも大切にしてくれるんだろうって噛み締めてお話を読まさせていただきました！ありがとうございました (2020年12月14日 1時) (レス) id: fdf48a6f65 (このIDを非表示/違反報告)
このみ(プロフ) - よっちさん» まとめて読んでくれてありがとうございます！優しすぎますよね！奥さん幸せですよね！次回もお楽しみに！ (2020年12月13日 19時) (レス) id: 5339af8eb4 (このIDを非表示/違反報告)
よっち(プロフ) - 更新ありがとうございます！まとめて見させていただきました♪みんなが旦那としてパパとして優しすぎて(；＿；)また次回楽しみにしています！！ (2020年12月13日 17時) (レス) id: e6b192ebe6 (このIDを非表示/違反報告)
このみ(プロフ) - はるかさん» 読んでくれてありがとうございます！いつも安心感ありますよね！リアルの紫耀くんも自分より他人を優先しそうです！ (2020年12月13日 14時) (レス) id: 5339af8eb4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：このみ | 作成日時：2020年11月28日 10時
