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Aside
「ひどいよ、海人....」
目の前が涙で歪んでくる。
海人「A...」
海人の声が聞こえた瞬間、お腹に痛みが走った。
「いったっ...」
お腹を押さえ、思わずしゃがみ込んだ。
海人「え、A大丈夫！？」
海人もしゃがみ、背中をさすってくれた。
海人「陣痛かな...。とりあえず座ろ？動ける？」
「うん...」
海人に支えてもらい、ソファに座った。
海人「大丈夫？」
「うん...」
さっきまで喧嘩してピリピリした雰囲気だったのに、海人はテキパキと動いてくれた。
海人「座ってた方が楽？それとも横になってる？」
やっぱり、海人はそんなことするような人じゃない。
私に内緒で女の子と会うなんて...
絶対そんなことしない。
海人「A？」
「海人、ごめん...」
私の目の前にしゃがんでる海人の目を見た。
海人「ううん、俺もごめん。勘違いさせるような行動とって。本当はまだ言いたくないけど、ちゃんと言う。実はさ...」
海人は少し顔を伏せ、また顔を上げて私の目をじっと見た。
海人「安産祈願行ってた」
「えっ...」
海人「臨月に入ってから、ここから20分の所にある神社に歩いて行って、24時になった瞬間にお賽銭箱にお金入れて、お祈りしてた。『赤ちゃんが元気に産まれてきますように』って」
「そうだったんだ...」
寒い冬の夜空の下、顔を赤くしながら赤ちゃんのために祈ってくれたんだ。
海人「証拠はあるかって言われるとないけど、でも本当の本当」
「でも、何で言わなかったの？」
海人「安産祈願行くって言ったら、絶対Aもついてくるでしょ？寒い中歩かせて風邪ひいたら大変じゃん。それに、願い事は人に言っちゃダメ、言ったら叶わなくなるって言うでしょ？だから言えなかった。赤ちゃんが元気に産まれてきたら言おうと思った」
「そうなんだ...ごめん、私...」
海人「ううん、俺もごめんね。不安な気持ちにさせちゃった」
私の頬に手を添え、親指で私の涙を拭ってくれた。
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このみ - 今まで読んでくれてリクエストもくれた方々、本当にありがとうございました！ (2021年3月8日 13時) (
レス) id: 5339af8eb4 (このIDを非表示/違反報告)
このみ - 読者の皆さんへ。いきなりログインが解除され、パスワードも分からず、編集画面を開けなくなりました。なので、もうこのお話はかけ無くなっちゃいました。せっかくリクエストしてくれたものを全部書けずにすいませんでした！もしまたログインできたら書こうと思います。 (2021年3月8日 13時) (レス) id: 5339af8eb4 (このIDを非表示/違反報告)
このみ - りーさん» 読んでくれてありがとうございます！素敵ですよね！信念が強いです！神パパも頼もしかったですね！ (2021年3月8日 13時) (レス) id: 5339af8eb4 (このIDを非表示/違反報告)
りー(プロフ) - 読みました!揺るがない気持ちを持ち続け、たとえ仕事を失ってでも彼女を大切にしたいと思う真っ直ぐな心をジャニーさんに訴える紫耀くんが頼もしく素敵でした。神パパも妻を支える為に、必死で平然を装いながら対処していて頼もしく感じました！ (2021年3月8日 0時) (レス) id: bc42591a34 (このIDを非表示/違反報告)
このみ(プロフ) - 流生さん» こちらこそありがとうございました！ぜひまたリクエストしてください！ (2021年3月7日 15時) (レス) id: 5339af8eb4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：このみ | 作成日時：2021年2月25日 7時
