17歳のパパとママ 2 *紫耀パパ ページ30
この章の『17歳のパパとママ』の続編です。
紫耀side
深呼吸をして、ドアをノックした。
社長「どうぞ」
ジャニーさんの声が聞こえて、社長室のドアを開けた。
紫耀「おはようございます」
社長「おはよう。どうしたんだい？」
紫耀「話したいことがあって来ました」
社長「話したいこと？」
ジャニーさんは仕事をしてたみたいだけど、わざわざ手を止めて聞く体勢をしてくれた。
ジャニーさんが座ってる机に近づき、頭を下げた。
紫耀「すいません！！」
頭を下げながら大きな声で謝った。
社長「何に謝ってるんだい？まずそれを話してくれないと」
そうだ。ちゃんとことを話さないと。
俺は頭を上げて、ジャニーさんの目を見て告白した。
紫耀「俺、付き合ってる女の子がいるんです。その女の子を...妊娠させてしまいました」
そのことを言った瞬間、ジャニーさんは目を大きく開き、驚いた様子だった。
社長「本当かい？」
紫耀「はい...彼女は産みたいと言ってて、俺もせっかく授かった命をぜひ産んで欲しいと思ってます。たとえ、この世界から消えても」
ジャニーズを辞めることになっても、Aと赤ちゃんだけは手放したくない。
紫耀「ジャニーズも辞める覚悟でいます。そうなっても仕方ないと思ってます。でも、彼女のこと、本気で好きで大切なんです。だからジャニーズ辞めて芸能界からも引退したら、仕事探して彼女と一緒に子供を育てるつもりです」
社長「んー、そっか...」
ジャニーさんは机の上で手を組み、手元を見ながら考えてる様子だった。
その顔は険しくて、やっぱりジャニーさんも怒ってるのかなと思った。
社長「君が女の子と交際してるなんて初めて知ったよ。しかもその女の子を妊娠させたなんて」
紫耀「すいません...」
社長「本当なら、何らかの処分をするのが筋なんだろうけど、僕は君に期待をしてる。君と初めて会った日から。だから...」
ジャニーさんは顔を上げて、サングランス越しから俺の目を見た。
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このみ - 今まで読んでくれてリクエストもくれた方々、本当にありがとうございました！ (2021年3月8日 13時) (
レス) id: 5339af8eb4 (このIDを非表示/違反報告)
このみ - 読者の皆さんへ。いきなりログインが解除され、パスワードも分からず、編集画面を開けなくなりました。なので、もうこのお話はかけ無くなっちゃいました。せっかくリクエストしてくれたものを全部書けずにすいませんでした！もしまたログインできたら書こうと思います。 (2021年3月8日 13時) (レス) id: 5339af8eb4 (このIDを非表示/違反報告)
このみ - りーさん» 読んでくれてありがとうございます！素敵ですよね！信念が強いです！神パパも頼もしかったですね！ (2021年3月8日 13時) (レス) id: 5339af8eb4 (このIDを非表示/違反報告)
りー(プロフ) - 読みました!揺るがない気持ちを持ち続け、たとえ仕事を失ってでも彼女を大切にしたいと思う真っ直ぐな心をジャニーさんに訴える紫耀くんが頼もしく素敵でした。神パパも妻を支える為に、必死で平然を装いながら対処していて頼もしく感じました！ (2021年3月8日 0時) (レス) id: bc42591a34 (このIDを非表示/違反報告)
このみ(プロフ) - 流生さん» こちらこそありがとうございました！ぜひまたリクエストしてください！ (2021年3月7日 15時) (レス) id: 5339af8eb4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：このみ | 作成日時：2021年2月25日 7時
