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廉side
廉「食べれるだけでええから」
「うん。いただきます」
廉「いただきます」
それぞれ食べ始めた。
今日も吐かずに食べれてるみたいで、安心。
だけど、Aが急に口を押えて、お皿を置いてキッチンに行った。
廉「大丈夫？」
俺も慌ててAの元へ。
「ｺﾞﾎｯ...ｵｴｯ...」
廉「楽になるまで吐きな」
背中をさすって声掛けた。
5分くらい吐いて、今食べたものは吐き出されてた。
「ごめん...」
廉「全然。スープ無理やったんかな？」
でも普通に食べてた感じもするし...
振り返って食卓の方を見渡して考えてると、あるものが目に入った。
廉「あ、もしかして白米？」
俺が食べてた白米の匂いとかが気持ち悪くなったんかな？
廉「白米で気持ち悪くなった？」
「うん...ほんとごめん...」
廉「いや、俺こそごめん。忘れとった。ほんまごめん」
勉強したはずなのに、すっかり忘れてた。
もう出さんようにしないと。
「ごめんね、廉の好きな物なのに...」
廉「白米食べないくらいで死なないから大丈夫。口ゆすごう」
水道の水を出して、Aは掬って口をゆすいだ。
その間に俺は白米を片付ける。
廉「スープはどう？」
「ごめん、もう無理になっちゃった...」
廉「じゃあ俺貰うわ。休もっか」
「うん...」
寝室に行くAを支えて、横になったAに毛布を掛けた。
廉「あんま自分を責めちゃダメやで？俺のことも気にしんくてええから」
自分のせいで俺に白米我慢させちゃったって責めてるかなって思って、優しく言った。
廉「こうやって悪阻があるのも赤ちゃんがちゃんと元気に成長してるからだと思うから。ポジディブに変えるのは難しいと思うけど、自分を責めちゃダメやからね」
「うん、分かった」
廉「Aが寝るまでここにいてあげる」
頭を撫でながら、Aが寝るのを待つ。
しばらくして、Aは目を閉じて眠った。
眠ってるAのほっぺに軽くキスをして、寝室を出た。
そして、ご飯を食べながら再度、悪阻についての勉強。
廉「やっぱ白米ダメか。炊きたての匂いで気持ち悪くなる...なるほどね...」
悪阻ってこんなに大変なんやなってAを見て思った。
だから俺もできることはやらないとって、気合が入った。
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美紀 - キンプリ大好きです最高です岩橋君寄りのオール担当ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年2月7日 10時) (
レス) id: e19dcb272d (このIDを非表示/違反報告)
このみ(プロフ) - もえかさん» リクエストありがとうございます！ぜひ書かせていただきます！ (2021年1月30日 7時) (レス) id: 5339af8eb4 (このIDを非表示/違反報告)
もえか(プロフ) - 長くてすみません。前に似たようなお話を書かれていると思うので無理であれば全然大丈夫です。 (2021年1月30日 1時) (レス) id: ad400d2fa6 (このIDを非表示/違反報告)
もえか(プロフ) - 家に連絡されそうになったところにたまたま紫耀くんが通って紫耀くんに家まで送ってもらい事情を話されてパパママにとても怒られるけど寂しかったことを理解してもらえて仲直りみたいなお話が見たいです。 (2021年1月30日 1時) (レス) id: ad400d2fa6 (このIDを非表示/違反報告)
もえか(プロフ) - リクエストお願いしたいのですが、廉くんがパパで自分が高校1年生の設定で、妹が生まれたばっかりで、自分のことは自分でやってとパパママに言われてしまい、自分はもうどうでもいいのかとグレてしまって夜中にこっそり家出て公園にいたら補導されてしまい、警察に (2021年1月30日 1時) (レス) id: ad400d2fa6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：このみ | 作成日時：2021年1月20日 15時
