生徒会長様と無気力な先輩 ページ7
琉花side
どーも。朝から先輩方の注目を浴びていた人です。
テンションが低い？
違うぞ？早起きしたから眠いだけだぞ？
昼休みなので、いつものように中庭に向かっています。
唐突だけど、中等部はレクリエーション大会的なのをたまにしている。
それが今日。
もちろん全員参加だ。
だから、早朝から仕事をしていた。
だが、俺はサボりだ。
何のために早朝から仕事をしたのかと起こられそうだな...主に双葉に。
とか考えながら歩いていたら中庭についた。
あ、俺のお気に入りのスポットとられてる！
と思い、木陰の下で寝てる人に近づいてみた。
赤い髪で目元にアイマスクを着けた青年だった。
目元が隠れていてもわかるくらい顔が整っている。
『なんだ...伊吹先輩か...』
まあ、友達なんだけどな！
ふわ〜...眠い。
移動するの面倒だな〜。
でも、起こしたら可哀想だし....。
隣で寝よ...。
隣から声が聞こえる。
...先輩が起きたのかな。
ゆっくりと目を開け隣を見ると琥珀色の綺麗な瞳と目があった。
『おはよ...伊吹先輩。』
「ん。おはよ」
優しく頭を撫でてくれる先輩。
他の人なら子供扱いするなって言うかもしれないけど伊吹先輩は許す。
『伊吹先輩！伊吹先輩のために曲作ったんだ！』
「ほんと？」
『うん！力作だぞ！』
俺が、『聴くか？』と聞くと顔を少し緩ませて「うん」と答えてくれた。
だから、俺のスマホとイヤホンを伊吹先輩に渡した。
伊吹先輩はイヤホンを着け、目を瞑りしばらくの間の沈黙が流れた。
聴き終わったのかイヤホンをとり、スマホをこちらに渡してきた。
そしてこちらを見ながら
「うん。いいと思う。」
と言った。
『ほんと？』
「うん。ありがと。」
嬉しくてつい勢いよく聞いてしまった俺に、伊吹先輩は優しく頭を撫でた。
顔も少し緩んでいて、本当に良かったんだとわかり嬉しかった。
キーンコーンカーンコーン
「予鈴だね。」
『もう終わりか...』
「また今度ね」
伊吹先輩と俺は立ち、少し服についた芝生をはらった。
『歌うときは言ってね！俺も演奏するから！』
「うん。約束。」
と言う返事を聞いて俺は走って中等部の校舎に行った。
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鑑くん - へい。(´・з・`) (2018年12月21日 19時) (
レス) id: 2fbbe2e3bc (このIDを非表示/違反報告)
もなか(プロフ) - 鑑くんさん» ハイハイ。お疲れ。ここで話すのやめようねー。移動しようねー。 (2018年12月17日 19時) (レス) id: 90cacb9fa4 (このIDを非表示/違反報告)
鑑くん - もなかさん» 俺得(?)部活の夜練習で疲れたンゴ。 (2018年12月17日 19時) (レス) id: 2fbbe2e3bc (このIDを非表示/違反報告)
もなか(プロフ) - 鑑くんさん» そのツンデレ誰得？ありがと (2018年12月17日 17時) (レス) id: 90cacb9fa4 (このIDを非表示/違反報告)
鑑くん - もなかさん» まぁ…ええんやない？(ツンデレ)俺は結構この二人(総汰と琉花)の絡み好きやで？ (2018年12月16日 20時) (レス) id: 2fbbe2e3bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もなか | 作成日時：2018年12月5日 22時
