メンヘラ彼氏くんと一緒♪ (ページ3)

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にぃ♡ ページ3

よし…行くぞ!

ギュッて自分の前で指を握りグーを作り勇気を入れ直す

ﾃｸﾃｸ

来ちゃったよ…瑠衣くんの部屋の前に…!

ても来たからには引き返す訳にはいかない

心が変わる前に行かないと!善は急げって言うもんね(確か)

よし…頑張るぞ

|ω･)وﾞ㌧㌧

瑠｢ん？どうした｣

ｶﾞﾁｬ

『あの…あのね瑠衣くん、僕瑠衣くんと別れようと思って来たのだから｢別れる?そんな事する訳ねぇよな｣えっ!?』

瑠｢ずっと俺と居るって言ってたし…今更別れるとか言う訳ねぇよな?なぁ言えよ!嘘だとか冗談だとか｣

『……』ﾌﾟｲｯ

瑠｢へー言わないのねって事は本当に別れたいって事か…へー｣

『うん…!本当に冗談なんかじゃ｢良いよ｣え?』

瑠｢良いよ?でもその前にする事しなきゃ…｣

瑠衣くんは机の棚の中にあるカッターを取り出した

瑠｢別れようとするなら…ずっと俺の傍に居るように動けないようにしなきゃ…｣ﾆｺｯ

『えっ!?ちょっ、嘘!?早く逃げなきゃ』

僕は必死になりながらドアを開け玄関に向かった

瑠｢逃げないでよぉ♡｣

瑠衣くん速すぎる早く逃げなきゃ

ﾀｯﾀｯﾀｯﾀ

玄関だ!!

ｶﾞﾁｬ

えっ?開かない

早く開け!!

ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ…ｶﾁｬ

よし開いた!

早くエレベーターに乗ろう

ﾀｯﾀｯﾀｯﾀ

瑠｢ﾁｯ外じゃカッター持っていけない…あっ逃げないようにしてから部屋に連れてくれば良いんだ…//｣

怖過ぎる事言ってる!!

エレベーターあったぁぁ

ｶﾁｯ

早く来て早く…

……ﾁﾘﾝｯ

来た!

乗ろう!

瑠｢逃げれると思うな!!｣

やばい瑠衣くんの手がエレベーター内に入ってきそう

でもドアがしまってくれたお陰で瑠衣くんが入って来る事はなかった

エレベーターのドアが閉まる前に瑠衣くんが口パクで言ってきた

瑠｢"逃げれたと思うなよ"｣

ｿﾞｯとしたよね

逃げる途中に自分のカバンあったんだよねだから
お金とスマホは持ってるから大丈夫

だから久しぶりにカラオケ店にでも行こうかな!

ﾃｸﾃｸ

んふふ♡←Aくんもメンヘラなんかな?