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ポックリ68 ページ18

____武装探偵社____




谷「嫌だ・・・もう嫌だ・・・

全部お前らのせいだ、武装探偵社が悪いんだ・・・!

社長は何処だ・・・早く社長を出せ!

でないと爆弾でみんな吹き飛んで死ンじゃうよ・・・?」




爆弾魔に扮した谷崎君が台詞を叫ぶ

敦は隣でずっと「僕は何故此処に居るんだ?」と呟いている


国木田さんが説得に行ったのだが・・・




一『ありゃなんでしょうね』

太「何が?」

一『机の上に四つん這い・・・罰ゲームですか』




太宰さんは無様な国木田さんを見て嬉しそうだ




太「相手は社員の顔と名前を把握して居る・・・

これでは、社員の私が行っても、彼を刺激するだけだ

さて・・・どうしたものか?」


敦「う"」



敦が嫌な顔をした



太「あーつーしーくーん」

敦「嫌です!」

一『敦、諦めろ』

敦「茶那まで・・・」




敦は売り飛ばされることが決まった瞬間の子牛のような顔をした



・・ド○ドナァァァァ・・




敦「や、ややめなさーい!!こ、こんな事して何になるぅー・・・

き、きっと親御さんも泣いてるよぉ・・・」


谷「何だあんた!!」

敦「ひぃ!ご、ごめんなさい・・・」




流石ヘタレ、私の敦

腰抜かして座り込んじゃった

その後も東のヘタレに自分のダメっぷりを見せつける西のヘタレ



太「いいぞ敦君、演技を超えた素晴らしいダメ人間ぶりだ」

一『いやあれ本当のこと言ってるだけですよ?』



太宰さんはそうなの?と言った



太「今だ国木田君!」

国「ああ、分かって居る!」




異能力____独歩吟客




国「鉄線銃!」

谷「しまっ、」



国木田さんが鉄線銃を放ってリモコンを奪い取る

そして谷崎君の胸倉を掴んで床に放り投げた



太「一丁上がり〜、はいはい皆様お疲れ様〜」

国「何が一丁上がり〜、だ」



二人が騒いているのを他所に

敦に駆け寄る



一『大丈夫?』

敦「う、うん・・・」



その時



谷「馬鹿にしやがって!!
本当、異能力者って奴らは


何処か心が歪だ」




爆弾がけたたましい音を上げる




敦「あ、あと三十秒で爆発?!」

一『たいへんだー』

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作者名:chizomeと818猫とプチネコと茶々と___。 | 作成日時:2019年6月9日 12時

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