ポックリ逝って文スト×４

ポックリ４９ ページ49

鳴子side




中「鳴子！手前の異能で俺に掴まっとけ！飛ぶぞ！」

『はいぃ？！』


中「おら行くぞ！」

『え、あ、はい！』




鋼を中也さんの背に巻きつける

その瞬間、中也さんが異能で飛んだ







中「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおああああああああああああああああああああありやああああああああああああああああああああああああああああああ！！！！！！！！！！！！！」




〈〈スタンバイ中の累音氏〉〉

『どっからその声出たん？』




造船所の窓を蹴り割って中也が飛び込んで来る




中也の蹴りがまともに蘭堂の腹に突き刺さり、

その勢いのまま階下へと吹き飛ばした




凄まじい轟音と立ち込める土煙




それもすぐに中也の異能によって晴れた




中「これで自＿殺願望との賭けは俺の勝ちだ

犯人は手前だ蘭堂、俺の目からは逃れられねぇよ

あんたが嘘を吐いてた事ぐらい、とっくにお見通しだ」




太「はいストーーーップ！」




太宰の声が響き渡る




中「んん？あっ！手前！何でこんなとこに居んだよ？！」


浦『そりゃあ蘭堂さんと一緒に居たんだもん』




太「そ、鳴子ちゃんの言う通り

やっぱり身長は同じでも頭の良さは全然違うね


後、言っておくけど犯人告発は僕の方が先だからね

今まさに犯行の説明をしている最中だったんだから」



中「最中ってことは、まだ終わってねぇんだろ？だったら俺の勝ちだ」



得意げに中也が言う



太「“君の勝ち”っていうのはありえないけど、推理は聞いてあげるよ

何で蘭堂さんが犯人だと思った？」



中「推理も何もねぇ。奴の話を聞いてりゃ誰でも分かる」



※分かりません



中「これまでの目撃証言は、先代のジイさんを見たって話ばかりだ

だが其奴は、荒覇吐本体を見たと言った」



蘭「神等というものは存在しないから私を犯人だと考えた

そう言う事か」



中「違ぇよ、逆だ」

浦『え・・・中也さん、それって』



戸惑う鳴子を横目に、中也は妙に落ち着いた声で言う





神は存在するからだよ、と

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ラッキー野郎

茶々

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