ポックリ１６ ページ16
鳴子side＿＿＿
えと、木から落ちたとこでおわたね
あれから家帰ったらめちゃくちゃ心配されたわ
で、そっから約二年！
それは突如としてやって来た・・・
((ドゴオォ・・・
『！何事っ？！』
父が慌てて部屋に入って来た
父「《羊》だ！奴等、本部に攻撃を仕掛けて来やがった・・・！」
母「何ですって？！」
あれ、《羊》って確か・・・
中也さんのいた組織じゃーん・・・！
母「鳴子、貴女は家に居なさい、誰か来ても絶対に出ちゃいけないわ。わかった？」
『何故そんな良い子のお留守番的な事を今更言うのだ』
母「お母さん達は今からお仕事に行ってくるわ。必ず帰って来るから、良い子にしてるのよ！」
父「待て！此処は極めて本部に近い・・・」
・・・うるせぇなこいつら
母、父「「え・・・？」」
・・・え？
聞こえてた？！
何？！エスパー？！
えええ・・・って思いながら後ろに下がると
背中に窓が当たる感覚がした
と、その時
((コンコンッ
『・・・は？！』
いつの間にか窓の外に人がいた
顔はよく見えない、が
「邪魔するぜ」
その人影の声が窓越しに聞こえた
((ガッシャアアアアアアアアン・・・
パラパラと硝子の粉が綺麗に舞う
あっれれー？おっかしーなー？
・・・この窓、防弾製の強化硝子だけど
人影は窓を蹴破って部屋に入ってきた
ん？なんかちっcy ((殴
？「本部が襲撃されてるってのに
幹部様は家でのんびり餓鬼の相手とは良い御身分じゃねぇか」
父「お、お前は・・・《羊の王》！」
母「鳴子！今直ぐその人から離れなさい！」
まさかと思って、恐る恐る見上げると
綺麗な蒼眼と視線が重なった
「手前も不幸だったなぁ、こんなに小せぇ時に親を亡くしちまうなんてな」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
部屋の中は紅い色で染め上げられていた
下を見れば、まだ温かい血がじわり、じわりと自分の足に這い寄っているのが見えた
初めて見る「死」に恐怖を感じ、自然と手足が小刻みに震える
「おい」
恐る恐る声の方を見ると、返り血を浴びた少年がいた
「手前、よく聞け
俺の目的は“高瀬會の幹部浦咲龍樹とその家族の皆殺し”だ
だが、手前が俺と来るってんなら見逃してやってもいい
如何する？」
心臓が大きく鳴った
『選択肢など無いな』
少女は嗤った
ただ、嗤った
ラッキー野郎
茶々
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血烏累音(プロフ) - 怪盗MOONさん» なんかすごいカオスな夢小説ですがよろしくお願いします！ (2020年2月5日 15時) (
レス) id: d5d91019d3 (このIDを非表示/違反報告)
怪盗MOON - ヤイバ君いいなぁ！私は十代中学生以上ですが門限は愛のチャイムd(五月蝿ぇ。)更新頑張ってください！ (2020年1月4日 17時) (レス) id: 6dfd04f84c (このIDを非表示/違反報告)
ルノ(プロフ) - 血烏累音さん» あ、あそこかぁ！すみませんうらつくの機能を覚えきってなくて…！よし、行きましょう！ (2019年1月2日 22時) (レス) id: d47877186a (このIDを非表示/違反報告)
818猫(ユキ)(プロフ) - 血烏累音さん» マイボードって言った方が分かりやすいんじゃね？ (2019年1月2日 22時) (レス) id: 289b232665 (このIDを非表示/違反報告)
血烏累音(プロフ) - ルノさん» え、「星宮のボード」 (2019年1月2日 22時) (レス) id: e3a4ad10df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：chizomeと818猫とプチネコと茶々と＿＿＿。 | 作成日時：2018年8月18日 11時
