▽6 ページ6
꙳★*゚
最近明らかにロボロの様子がおかしい。基本彼からは私に話しかけなくなったし、目を合わせようともしない。話しかけると明らかに動揺する。
ちなみにそれを見た海茜も苦笑している。何があったのか聞いても、「あー···ね」と濁される始末。
何があったの一体···!?
放課後、帰ろうとすると海茜に呼び止められた。
「何?」
「あのさ、···昨日ゾムとデートしてた時にたまたま見かけたんだけど、昨日彗那と一緒に居た男の人、誰!?めっちゃカッコよかったよ!?」
「あぁ、そんなこと?アイツは私の従兄弟。」
「え!?」
「従兄弟よ従兄弟。何も珍しくないでしょ?ていうか私、あんなの好みじゃないし」
「あっ、そうだったw彗那の好みは___だったねw」
「いちいち言わなくてもいいでしょ···しかもアイツ、彼女いるよ?めちゃくちゃ可愛い」
その後も雑談しながら帰ったが、彼女の苦笑いはもう消えていた。心からの笑顔で話す彼女に、単純だなぁ、って思ったのは気の所為ということで。
続く (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう
←▽5
16人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:芽瑠くん | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/mokabrown2/
作成日時:2021年5月31日 15時