天文少女【rbr】 (ページ3)

今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:2,343 hit

▽3 ページ3

海茜side

今日は転校生ちゃんが来る日、ということで彼女に会いに昼休みに行くことに。

勿論、彗那も。

えっと、隣だから···2組、だね

「失礼しまーす···えと、転校生ちゃん」

転校生と見られる彼女の周りに人だかりはなく、私たちから近いところに居たのですぐに声をかけることができた。

自己紹介をして、なんだか優しい子のようなので友達になれそうっ！と目をきらきらさせていると彗那に呆れた顔されたけど。

その子は有沙ちゃんと言うらしい。すぐに仲良くなることができた。「桜茶高校っていい所ですね···！」とにこにこしながら言ってくれた。

꙳★*ﾟ

クラスに戻ると、彗那はトイレに行くと言い、行ってしまった。寂しいので、我が友人のロボロ氏に話しかける。

「ねね、···どした？なんか悩み事でもある？」

なんだか悩んでるみたい？私の時助けてくれたし、助けてあげたいなぁ！

「あー···そやね、悩みっていうか···」

放課後、ゾムと一緒に聞いてくれへん？と言われ、神妙な面持ちの彼を見ると断れず、しかも断る理由もなかったので承諾。

と、予鈴がなる3分前！？

急いで席に着きました。彗那、帰ってきてた。いつの間に

꙳★*ﾟ

放課後。

ゾムにLINEで事情を説明すると、ロボロ氏から聞いていたのかすぐにOKのスタンプが。ふふっと思わず笑いながら集合場所へ向かう。彗那には何も言ってなくても、私は大体ゾムと帰ってるから大丈夫なのだ。

全員集まったのを確認したロボロ氏は、誰にも聞かれていないことを再度確認すると、神妙な面持ちで話し始めた。

「実はな、＿＿＿＿＿＿＿＿＿。」