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買い出し日和 Part.1 ページ8

今日の夕飯を買いに良く頻繁に利用するスーパーマーケットに行く。
(どうしようかな…今日の夕飯)
考えながらも出掛ける支度をする。支度が終わった私は出掛けた…

同時刻。
「……………」
片手にスマホを手にしていた。手にしている右手で打っていく。
『今日、空いてる奴いねぇか?』とジンは打った。すると、ベルモットが返答してきた。
『私は用事があって放せない』
そのまた次にバーボンが返答。『店のことで忙しいから空いてません』とのこと。
(……………)
それから誰も返答がなく、『既読無視する奴は殺すぞ』とジンは打った。

数分後。
『俺は空いてやすぜ!』
ウォッカがそう返答してきた。キャンティとコルンはウォッカの後に返答。
『俺…空いてた』とコルン、『あたいは空いてるよ!』とキャンティの返答だった…
(どいつもこいつも殺されてぇのか…?)
残るは一人なのだが、スマホを見ていないらしい…
「何か…着信が来ているんだけど…?!」
ふと、私は見てみるとチャットがすごいことになっていたことに気付いた。
私が見た途端、ジンのスマホには“既読7”と変わった。
(やっと来たか……)
怪しげな笑みを浮かべ、『てめぇは空いているのか?』と個チャで送った。
「……?!」
私はもちろん買い出しの途中みたいなことを打つと、すぐに既読が付いた。
(既読早っ!?恐ろしいな……!)
ジンの既読の早さに私は驚いた。打った直後、既読が付いたからだ。
『何処にいる…?』
すぐに返答が来たので、私は急いで『行きつけのスーパーマーケットにいます』と打った。
(早くない?!)
それもまた既読が付くのが早かった。
「………」
怪しげな笑みを浮かべて『すぐに行く、待ってろ』とジンは打った。
私はそれを見て、驚くしかなかった。
(えっ…来るの?!)

それから15分後。
「…おい」
背後から声が聞こえ、私はびくっと驚いた。あまりにも早い既読もそうだった。
「私一人で大丈夫ですから…」
すると、視線が痛くなった。
「この俺が引き返すとでも思っているのか?」
(……!!)
どうしようか考えていると、すたすたとジンが先へ行ってしまう。
「ボケッとすんじゃねぇ、置いてくぞ」
「…はい!」
慌てて私は後を追った。

「あれは……確か…」

安室透はそれを見ていた…
(どうしようかな……夕飯。聞いてみようかと思ったんだけど…)
ふと、見てると目が合ってしまった。
「…何だ?」
私はジンに冷たい視線で言われてしまった…
「何でも…ないです」
その後、私は何も言えなくなった。どうしたらいいのだろうか。
(夕飯のこと聞けないです……)

買い出し日和 Part.2→←お疲れな安室さん Part.2


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作者名:零月 | 作成日時:2016年6月4日 19時

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