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白い真夜中 Part.1 ページ4

江戸川コナンたちは学校帰りで少年探偵団と帰っていた。
「何を熱心に見ていると思ったら…昨日のニュースなのね」
スマホの映像を横から灰原哀が見ていた。江戸川コナンは「あぁ…」とイヤホンを外す。

『一昨日、鈴木財閥の美術館にて怪盗キッドからの予告状を受けました。その内容は……』

ニュースアナウンサーは怪盗キッドからの予告状について報告していた。
「コナンー!灰原ー!置いてくぞ!」
「灰原さん、早く!」
元太と光彦が声を掛けると、二人は呆れつつも早足で向かう。


同時刻。
毛利探偵事務所では毛利蘭と毛利小五郎の二人がいた。
「いつまで、寝てるの?お父さん!」
耳元で言うと、毛利小五郎はようやく起きる。
「少しくらいいいだろ…」
呆れたように毛利蘭はため息をついた。

ガチャ…

「あ、コナン君!おかえり!」
江戸川コナンが帰って来て、毛利蘭が真っ先に声を掛けた。
「うん。ただいま、蘭姉ちゃん」
「そうだ、お腹空いたでしょ?夕飯作るね」
そう言って毛利蘭はキッチンへ向かう。その後も江戸川コナンは怪盗キッドからの予告状について考えていた。
(どうするか……)
考えていると、携帯電話がなった。
「あぁ、光彦からかよ…全く…」
呆れつつも電話に出る。
「何か用かよ、光彦」
『はい。コナン君も行きませんか?』
「行くって…何処にだよ?」
『美術館ですよ!ほら、ニュースでやってた所に!』
「ニュース?あぁ、美術館の事か…」
『はい!一緒にどうです?』
「何で…俺まで行かなきゃいけねぇんだよ」
『いいじゃないですか?!前にも行ってましたよね?向日葵の美術館にも…』
「分かったよ…行けばいいんだろ?」
『はい!じゃあ、明日の午後4時に米花駅でお願いします!』
そこで通話が途切れ、光彦は携帯を閉じる。
「どうだった、光彦君?」
歩美が聞くと「取り合えず誘っときました」と言った。
「じゃあ、明日の午後4時に米花駅集合ね」
鈴木園子は集合場所と日時を確認。歩美たちは一斉に「うん!」と言う。
「遅れないでよね、ガキンチョ?」

「「「はーいっ!」」」

その後、歩美たちは鈴木園子と別れる。
「コナン君、来るのかな……」
ポツリと呟く歩美に光彦が元気付ける。
「大丈夫ですよ!来ますって!」
「そうだといいな…」

その頃の鈴木財閥を受ける美術館では、警備に当たっていた。
「頼むぞ、これは一大事じゃからのぅ!」
その一声で警備員はきりっと心構えた。警備は抜群に端から端まで備わっている。
「おぉ、中森警部じゃないか」
中森警部が駆けつけたことに気付く。どうやら心配のようで来たとのこと。

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作者名:零月 | 作成日時:2016年6月4日 19時

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