*☆＊黒の組織＊☆*黒と白のライフ。 (ページ14)

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彼女に滴る雫 Part.1 ページ14

生憎の雨だが、今日も任務。私に下された任務は潜入捜査。
「私で…いいんですか？」
潜入捜査に指定された私は再確認した。死神化した姿なら見られないとのことで、私が指定されたのだという。
「逐一、報告しますね！」
何か知ったことや分かったことはすぐに報告することにした。
「今日だけでいいのかしら？」
ベルモットがやって来て、潜入捜査について聞いてきた。
「スパイが密会するとのことだ…あのお方直々の命令だからな」
ベルモットに目をやり、そう言い放った。その後、私はジンに引き寄せられた。
「無理するんじゃねぇぞ」
「…はい！」
そう言われて、私はちょっと嬉しくなったが察しられないように気を付けた。
その後、距離を置いて死神化し、瞬歩でその場から去った。
「あらあら…その様子じゃ結構気に入ってるそうね。あのお方の娘だと知っているから……」
ベルモットは不敵な笑みを浮かべていた。
「余計な一言はいらねぇ、ベルモット。てめぇは資料をまとめておけ」
「…分かってる」
ベルモットは資料をまとめにある部屋へ行ってしまった。

同時刻。
私はスパイの密会を聞くべく、とある場所にやって来た。
「みんな…私が見えていないのね♪」
他の人たちは藤宮琉奈を見えていないらしい。それは、かなり強い霊圧を持っていないことになる。
「……やってやろうじゃない！」
私は意を決して中に入った…

(あれ？あの人……)

入っていく藤宮琉奈をジョディ・スターリングが見ていた。死神化した藤宮琉奈を見えているようだ。
「秀に報告すべきかしら……？」
報告するすべきか悩まされていた。悩んだ結果、報告することに決める。
「秀…ちょっといいかしら？」
『何だ、手短に頼みたいのだが…内容によるな』
「名前は知らないんだけど…組織の一員と見てもおかしくないと思うの。黒髪のポニーテールで黄金の瞳をした女性なんだけど……」
『Aか……』
「秀？！知ってるの…？！」
『あぁ…すまない。組織の中でムーンライトの父親があるお方と噂にされているが…まだ定かではない』
「嘘でしょ？！噂にされているのは分かったけど…何にせよ何故ここに……」
『何か任務がAに下されたのだろう、そうでなきゃここにはいない』
「確かに……そうね。けど、(何て)を放って置けないわ」
『貴方の気持ちは分かる…だが、迂闊に動けば奴らがいつ仕掛けてくるかも分からん。ここは止めておくべきだと俺は思うがな』
「そ…そうね。そうしとくわ、ありがとね秀」
そこで通話は途切れた。赤井秀一に忠告されたジョディは立ち尽くしていた…