#story 40 ページ43
『とりあえず、代役を決めないといけないかもね』
『そうですね…どうしましょう?』
『ぶっちゃけ、1人で2人まわすのはキツいかもっすよ。
セリフ量も今回は全員結構多いですし。至さんは主演なんで
圧倒的に多いっすから』
『ほかの組から引っ張ってくる…?』
『それがいいかもしれませんね』
他のみんながそう話していた間にも、俺は至さんの事が
頭から全く離れなかった。
……あの時、俺が至さんに大嫌いだって言ったから?
避けてなかったらこうならなかった?
そもそも好きにならなきゃよかった?
色々考えてみるけど、思い当たる節がありすぎて
どれが原因なのか全くわからない…
───俺がこの劇団に入らなければ。
最終的にそんな考えまで出てきてしまった。
至さん…今どこにいるんだろう。
そう思った時には、もう体は走り出していて
『Aくん!?』
勝手に稽古場を出て寮を後にしていた。
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立夏(プロフ) - あいちゃんさん» ありがとうございます!そう言って頂けてとても嬉しいです(*´ω`*)亀更新ですがこれからも宜しくお願いします♪ (2018年4月24日 19時) (レス) id: 4d6843689d (このIDを非表示/違反報告)
あいちゃん(プロフ) - 頑張ってくださいいつも楽しみにさせていただいてます(`・ω・´)キリッ (2018年4月16日 6時) (レス) id: 9afa5d89f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:立夏 | 作成日時:2017年10月3日 14時