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#story 11 ページ13

「ほら、ご飯出来たみたいなので行きますよ」

『…A』

「はい?…んっ」


また至さんの顔が近付いてきて、キスをされる。

ソファーに押し倒されて、解けないように恋人繋ぎで

手を握られるとそれも押し付けられた。

どうしよう、抵抗出来ない…

やがて唇が離れると酸素を肺いっぱいに吸い込む。

や、やっと息が出来た…長いんだよもう。


「なんでまたキスしてきたんですか…」

『嫉妬したから』

「え…?」

『Aが今、咲也と話してたから嫉妬した』

そう言って俺の腕を引き、起き上がらせると

また抱きしめられる。

「ご飯食べたいんですけど…」

『もう少しだけ』

その言葉の通りに待ってあげる俺が嫌になる。

至さんに絆されてる証拠だよね、これ。



『2人とも、早く来ないと冷めちゃうよ?』

紬さんが顔をひょこっと覗かせて、開いたままの

扉からそう声をかけてきた。

その瞬間至さんは俺から離れて部屋を出て行く。


……なんだったんだろう。本当に。

俺も紬さんや至さんに続いて談話室に行くと

みんながもう揃っていた。

空いてる場所が至さんの隣しかない…

気まずいなとか思いながら隣に座ると視線を感じる。

その方を見ると、至さんに気まずそうに目を逸らされた。



……きゅっと胸が苦しくなったのは何故なんだろう。

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立夏(プロフ) - あいちゃんさん» ありがとうございます!そう言って頂けてとても嬉しいです(*´ω`*)亀更新ですがこれからも宜しくお願いします♪ (2018年4月24日 19時) (レス) id: 4d6843689d (このIDを非表示/違反報告)
あいちゃん(プロフ) - 頑張ってくださいいつも楽しみにさせていただいてます(`・ω・´)キリッ (2018年4月16日 6時) (レス) id: 9afa5d89f1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:立夏 | 作成日時:2017年10月3日 14時

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