【名探偵コナン】スコッチさんを守り隊【ギャグ転生】 (ページ1)

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１話プロローグページ1

「消灯時間だ！各自部屋に戻れ！」

何処からかそんな大きな声が聞こえた気がしたが、今の私の耳には全く届いていなかった。

「あ....」

そんな情けない声を発する私の目の前には、現実では存在するはずのない人物が私の姿を見て目を見開いて呆然としている。

私もその人物の顔を見てしまった瞬間、完全に呼吸と瞬き以外を停止した。

「えっ..」

いるはずのない人物。それはアニメや2次元の世界でしか存在しないキャラクターの顔と酷似しているのだ。

そのキャラクターの名前は名探偵コナンという漫画の中に登場する人物の一人、名前は明確には知られていない...スコッチという人物。

「...っと..」

最初はただそのキャラに似ているだけの髭を生やしたお兄さんだとは考えた。考えたさ。

その男の人が「おやすみ〜！降谷〜」という声とその言葉を聞くまではそう思っていたよ！

「えっと...き、君は..」

追い討ちをかけるように私に向かってそう聞いてきたスコッチさん(仮)。

頼む。

頼むから、待ってくれ。