60.早速 ページ21
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放課後になり、先生に入部届けを提出した。
「あそこ顧問の先生サボってるらしいけど頑張ってー」
って他のクラスの先生に言われたけど
そういや顧問の先生知らない...
まぁいっか、どうせめったに来ないんだもんね。
そのうちわかるでしょ
そうこうしている間に、もう部室の前まで来ていたらしい
...なんか緊張する
こんな感覚初めてだ。
「あれ、何してんの?? 入んないの??」
『...彼方さん...
いや、入りますよ、入りますけど...』
彼方「ああ、緊張してるんだ笑
じゃあ一緒に入ろ、
何にも気にしなくていいよ。肩の力抜いて」
と、肩にポンッと手を置いてくれた。
そしたらこう...何か力がほんとに抜けてきて
落ち着いた。
『ありがとうございます、』
彼方「よかった、
((ガラッ こんにちはー」
『...こんにちは、です』
下を向いていた顔を上げると、
...もうみんな来てた。いや早くないかこの人達
てか部長が最後かよ
大丈夫なのこれ
浦田「おぉ...女子がいる...」
坂田「男だけのむさ苦しい感なくなったな!!」
真冬「元々そんなむさ苦しくなかったでしょ!! w」
『...真冬くん女の子みたいだもんね』
真冬「えっ!? いやいや僕男の子だよ!?
正真正銘どっからどうみても男にしか見えないでしょ!?」
志麻「真冬くんは女子力高いもんなぁー
ほら見ろ今も彼は萌え袖だっ」
真冬「!? いやこれはセーターが長いので必然的になるんですっっ
女子力なんて僕にはないのっ!!!」
『...そういう口調が女子っぽい』
坂田「...真冬は(精神的)ダメージを18000くらった!!!
残りライフはあと...に、2000だ!!!w」
雷人「今計算したやろww」
あ、彼方さん寝てる
この状況下でよく寝れるなぁ
『彼方さんおーきーてー』
肩を揺さぶる。
真冬「...ちょ、A揺らしすぎじゃないww」
『...だって起きないもん』
彼方「...お、き、てる、よ」
...周りはみんな楽器を出し始めてた。そういや私の楽器...
彼方「はいここ座って
楽器のことね」
エスパー...
真冬くんは何故かふてくされながら楽器を出しに行った。
彼方「んー...やっぱみんなボーカル押してるけど
Aはなんの楽器できるの??」
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もふら(プロフ) - 本当ですか!嬉しい(´;ω;`)ありがとうございます、頑張ります!! (2017年12月17日 0時) (レス) id: 11eff8c56b (このIDを非表示/違反報告)
ちょこれーと - うわぁぁん!(;ω;`)いろいろと感動して泣きました!次も楽しみにしてます! (2017年12月16日 22時) (レス) id: f8ef116a38 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:GAIRU | 作成日時:2017年12月2日 22時