53.その言葉は、 ページ13
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彼方「自分なんて死 んでもいいとか思ってる??」
『...』
彼方「...Aが死 んだら、真冬どうなっちゃうだろうね」
『え...??』
彼方「...あいつ、ついこの間Aのこと見つけるまで
毎日A、Aって言ってたよ。
あいつが今、俺らと笑い合えるのも、Aのおかげなんでしょ??」
『...、』
彼方「Aと再会したときの反応、見たでしょ??
この日をどれだけ待ったことか...ってあの日LI〇E止まらなかった」
彼方「それにさ、そうやってAのこと思ってくれる
伊東先生だっている。
真冬と同じように、お前に感謝してる4人もいる。」
彼方「...こうやって、放っておけない、俺がいる。」
『...!!!』
彼方「...Aみたいに上手く相手の心溶かすことはできないけどさ、
俺の言いたいことは、」
.
彼方「お前はもっと、自分を大切にしろ。
Aのこと、どんな形でも、思ってる人達がたくさんいる。」
彼方「頑張ってさ、
俺達と、“生きよう”??」
...もしかしたら、私が1番欲しかったのは、
“生きよう”
この言葉なのかもしれない。
今まで私は、この言葉だけはどうしても言えなかった。
なんでかっていうと
私はそれが、できないかもしれないから。
...自分に言ってるみたいで嫌っていうのもあったけど
死 にたいって、小さい頃から思ってた。
だから人に、その真逆の
生きる、なんてことは到底言えなかった。
『________っ...』
こんなに綺麗な涙がでたの、いつぶりだろう...
私って、幸せものだね________
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もふら(プロフ) - 本当ですか!嬉しい(´;ω;`)ありがとうございます、頑張ります!! (2017年12月17日 0時) (レス) id: 11eff8c56b (このIDを非表示/違反報告)
ちょこれーと - うわぁぁん!(;ω;`)いろいろと感動して泣きました!次も楽しみにしてます! (2017年12月16日 22時) (レス) id: f8ef116a38 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:GAIRU | 作成日時:2017年12月2日 22時