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霍香薊 [Tatsuya.F] ページ1
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辰哉今から行っていー?わら
普通ならこんなメッセージが来れば嬉しいだろう
でも私は素直にはなれない
「入って？」
なぜなら
わたしと辰哉さんは ”よくわからない”から
辰「ごめんねなかなか会えなくて。」
「ううん、全然。謝らないで」
辰「なんか無性にAに会いたくなって仕事場から直行で来た」
「ほんと？私も会いたかったよ？」
：：
二年前の夏
当時付き合っていた彼氏と別れたばかりだった私は
『男は男で忘れる』じゃないけど毎日、渋谷あたりを遊び歩いていて
男「ねえ今日うちおいでよ〜」
「大丈夫です」
男「そんなこといわないでさあ！」
めんどくさいやつはこんなこともしばしば
でも自分の中で
＜＜幸せにしてくれそうな人としか朝は迎えない＞＞
ってルールを作った
？「ねえお姉さん隣いい？」
めんどくさい男を追い払って来た常連のバー
カウンターでマスターと話しながら一人でのんでいた時
話しかけてくれたのが彼で
他の男とは違う感じがして
元カレと別れたあと初めて
彼の家で一緒に朝を迎えた
：：
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作者名：ちゃんも | 作成日時：2020年6月9日 10時
