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エレベーターを降りて、ただもう無言で部屋の鍵を開けた。
ドアが閉まると同時に、一瞬の冷気とひょくちゃんの暖かさを感じて。
『ごめんな。連絡、遅れて。ボンボン行ってた』
後ろから私を抱きしめる、中敷きがなくても私より少し背が高いひょくちゃん。
『知ってる……Twitterで見たから』
ズルいよ、私がバックハグ好きなの、知ってるくせに……
無意識に涙が溢れて。
『あ、待って！うそ、泣いてる？どっかにティッシュあったっけ！』
あたふたして、ティッシュも見つけられないひょくちゃん。
抱きしめていた手を緩めて、今度は正面から私をゆるく抱きしめる。
冷たい手で、私の涙を拭うと。
『ごめん。でも、今日までスケジュール詰めて頑張ったんだよ、俺。そのかわり、明日は１日オフだから、ずっと一緒にいよ？』
ちゅっ。
優しくキスを落として。
『クリスマスプレゼント、なんもいらないから……。だから早く、合鍵ちょうだい……？』
『合鍵なんてないよ？作ってないもん』
『えー！？』
あからさまにがっかりするひょくちゃん。
『じゃあ、明日作りに行こー♪』
ニカッと私の大好きな笑顔を見せる。
『うん！朝から起きて出掛けようか？^^』
『あ、でも明日はきっと早起きできないなぁ(笑)』
今度は、いたずらっ子みたいにニヤリ。
ぐいっと私を引き寄せると。
『会えなかった分、今夜はいっぱい愛しちゃうから。だから、覚悟してね？』
私の耳元で、そっと囁いた。
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もぐもぐ(プロフ) - gongさん» あんにょーん！実はかなり前から拗ねるみんくんのお話を書きたくて、我慢できなくなるまで長い間温めてたのf(^^; いいねぇ♪ヴァンパイアみんくんの俺様な感じでも書いてみたい(*^^*) コメありがとう(*´∇｀*) (2014年8月24日 12時) (
レス) id: 9f994856f8 (このIDを非表示/違反報告)
gong(プロフ) - ムフ。ヴァンパイアのソンミンに触発されたか！？ドラキュラ伯爵にお仕置きされたいわねぇ(笑) (2014年8月21日 23時) (レス) id: d05dab4ebc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もぐもぐ
| 作成日時：2014年8月21日 10時
