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『……とりあえず、頼まなきゃね。なに飲む？』
『あ……ウーロン茶で。リョウクさん、なにか食べたいもの、ありますか？』
ぎくしゃく、注文を済ませて。
無言の僕ら。
今だ。
言わなきゃ。
『Aヌナ。この間はごめんなさい』
『いえ、いいんです。こちらこそ、変なこと言ってすみません。あれはもう、忘れてください』
え？
忘れる？
『待って、忘れるってどういうこと？』
『失礼しまーす！お飲み物お持ちしました！』
タイミング悪く、飲み物が運ばれて。
他のメニューも頼むべきだけど、今は邪魔されたくないから、後回し。
『ねぇ、忘れるってなんで？』
『本当は、言うつもりなかったんです……なのに、あんなこと言ってしまって。困らせてすみま……』
『いやだ』
『え？』
『忘れてほしいの？でもそれは無理だよ。僕、もう聞いちゃったもん』
忘れたくない。
忘れられるわけない。
だって、こんなにも意識し始めてるんだから。
Aヌナのこと。
『Aヌナ。こっち見て』
一度だけぎゅっと目を閉じて。
ゆっくり目を開けたAヌナは、そろりと僕を見た。
『ありがとう。僕を好きになってくれて』
心を込めて、前は言えなかった気持ちを口にすると。
『こちらこそ。ありがとうございます』
真っ赤な顔で、少し照れながら笑うAヌナ。
ずきゅぅぅぅん。
あぁもうほんと、僕をどうするつもり？
やっぱり今日も。
僕の心臓は、ドキドキしっぱなし。
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もぐもぐ(プロフ) - gongさん» あんにょーん！実はかなり前から拗ねるみんくんのお話を書きたくて、我慢できなくなるまで長い間温めてたのf(^^; いいねぇ♪ヴァンパイアみんくんの俺様な感じでも書いてみたい(*^^*) コメありがとう(*´∇｀*) (2014年8月24日 12時) (
レス) id: 9f994856f8 (このIDを非表示/違反報告)
gong(プロフ) - ムフ。ヴァンパイアのソンミンに触発されたか！？ドラキュラ伯爵にお仕置きされたいわねぇ(笑) (2014年8月21日 23時) (レス) id: d05dab4ebc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もぐもぐ
| 作成日時：2014年8月21日 10時
