突然の電話 ページ33
ジョンアの話をした後。
なぜか急に元気がなくなったA。
なんでだろう…？
体調悪いとか？
ｳﾆｮｸ『A、どうしたの？具合悪い？』
黙って窓の外を見つめるAが気になった。
A『なんでもない……ちょっと、寝てていい？』
眠いのか目をつぶると、俺に背を向ける。
ｳﾆｮｸ『あぁ、寝てていいよ。着いたら起こしてやるから』
Aの背中に声を掛けたけど、返事はなかった。
・
・
・
もうすぐAの家に着くって時に、鳴ったケータイ。
ディスプレイに表示された名前は、ジョンア。
ｳﾆｮｸ『もしもし、ジョンア？どうしたの？』
ｼﾞｮﾝｱ『ウニョクオッパ……ｸﾞｽｯｸﾞｽｯ…助けて……』
ｳﾆｮｸ『え？泣いてる？何があったの？』
ｼﾞｮﾝｱ『電話じゃ言えないです……ｸﾞｽｯ…今、○Xスタジオにいるんですけど、今から…会えませんか？』
ｳﾆｮｸ『今から？ごめん、それは無理……』
ｼﾞｮﾝｱ『オッパが来てくれないと、ダメなんです！来るまで待ってますから』
そう言って、一方的に電話を切られた。
まいったな……
ジョンアは悪い子じゃないけど。
あくまでも、後輩の一人に過ぎなくて。
別にプライベートで会うほど仲が良いわけでもない。
でも、泣いて電話してくるなんて、よっぽどのことがあったに違いない。
放っておくのは、心が痛む。
どうしよう……？
ｳﾆｮｸ『はぁ……』
赤信号でブレーキをかけて、ため息をついた。
A『行ってきたら？ジョンアさんのとこ』
寝ていたはずのAは、いつの間にか起きていて。
A『泣いてたんでしょ？ホントはヒョクも気になって仕方ないんでしょ？もう近所だし、私はここで降りるから』
ｳﾆｮｸ『ダメ！ちゃんと家まで送る！』
A『大丈夫だから。今日はごちそうさま。ありがとね。じゃあ、おやすみ』
慌ただしく車を降りたAを追いかけようと、シートベルトを外した途端、変わる信号。
Aの様子が気になる、けど。
ジョンアを放っておくわけにもいかない。
とりあえず、行くしかないか……
シートベルトをつけ直して。
憂鬱な気持ちで、アクセルを踏んだ。
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もぐもぐ(プロフ) - wakaさん» コメントありがとうございますー！なかなか編集が進まず、更新が遅いですが、今後も気が向いたときにお越しください〜(*^^*) (2021年8月31日 5時) (
レス) id: 50a0d3076c (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - 続き待ってまーーす(*^^*) (2021年8月26日 22時) (レス) id: 192bfaab8b (このIDを非表示/違反報告)
もぐもぐ(プロフ) - LaLaさん» わぁ！温かいコメントありがとうございます(´；ω；`)なるべく早い更新、目指して！妄想の世界に飛んできます(^^)/ (2013年12月20日 23時) (レス) id: 9f994856f8 (このIDを非表示/違反報告)
LaLa(プロフ) - 首を長くして待ってま〜す(^^)vふぁいてぃん!! (2013年12月18日 18時) (携帯から) (レス) id: 1c41261f79 (このIDを非表示/違反報告)
もぐもぐ(プロフ) - LaLaさん» こんばんはー！^^ コメントありがとうございます(。´Д⊂) 次章ではぎゅったんをどう書くか悩み中です(←行き当たりばったり)が、早く更新できるようにしますね。頑張ります！次章でもお付き合い頂けたら嬉しいです♪ (2013年12月18日 0時) (レス) id: 9f994856f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もぐもぐ
| 作成日時：2013年3月22日 9時
