気苦労 ページ30
Aが車に乗ってきた瞬間。
いつもと違う格好に、ドキッとした。
Aの普段の私服は、ジーンズとかパンツスタイルが多いのに。
今日は、膝上のワンピースに短い丈のカーディガンを羽織って。
見慣れない女らしい格好が、新鮮で。
めちゃくちゃ可愛い。
素直に、そう思った。
気付かれないように視線をやると。
すらりと伸びる、色白の足が見えて。
運転しながら、平常心を装うのが大変だった。
なんで俺、こんなにドキドキしてるんだ！？
Aは、昔から知ってる妹みたいなもんなのに。
こんな気持ちになるなんて。
俺がおかしいんだ、きっと。
俺のジャケットを渡して、その綺麗な足を隠させる。
ふいに生まれた邪な気持ちも、心の奥に押しやって。
これで、ひと安心。
そう思ったのに………
・
・
・
ｼﾞｮﾝﾌﾝ『なぁっ！Aさん、ほんと美人だなー！ウニョクの幼なじみなんて、もったいない！(笑)』
ｳﾆｮｸ『何がもったいないんだよ……てか、ヒョン彼女いるじゃん！』
ｼﾞｮﾝﾌﾝ『あぁ、別れたよ。失恋の傷を癒すには、新しい恋が一番だよなー』
Aがトイレに行くなり。
Aを紹介しろだの、連絡先教えろだのって騒ぐジョンフニヒョン。
ここは、俺らがデビューして間もない頃から通ってる韓国料理屋。
ジョンフニヒョンはこの店の店長で、昔から気前よくサービスしてくれるんだけど。
惚れっぽいのが難点で。
ｼﾞｮﾝﾌﾝ『なぁ！Aさんて、どんな男がタイプなんだよ？』
次のターゲットはA？
冗談じゃない！
ｼﾞｮﾝﾌﾝ『Aさんて、休みの日は何してるの？好きなタイプは？彼氏いる？』
A『彼氏は、いないですけど……』
ｼﾞｮﾝﾌﾝ『ほんとに！？あ、じゃあ連絡先教えて？』
ｳﾆｮｸ『ちょっ！ダメ！Aも困ってるから！』
俺の協力は得られないと踏んだヒョンは。
席に帰ってきたAを質問責めにした。
ｼﾞｮﾝﾌﾝ『なんでだよー！いいじゃん！せっかくの出会いじゃん！』
ねー？って言いながらAと距離を縮めるヒョン。
ｳﾆｮｸ『ヒョン！近いから！Aから離れて！！』
A『ヒョク、なんだかお父さんみたい(笑)』
クスクス笑う、のんきなA。
俺の気苦労も知らないで………
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もぐもぐ(プロフ) - wakaさん» コメントありがとうございますー！なかなか編集が進まず、更新が遅いですが、今後も気が向いたときにお越しください〜(*^^*) (2021年8月31日 5時) (
レス) id: 50a0d3076c (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - 続き待ってまーーす(*^^*) (2021年8月26日 22時) (レス) id: 192bfaab8b (このIDを非表示/違反報告)
もぐもぐ(プロフ) - LaLaさん» わぁ！温かいコメントありがとうございます(´；ω；`)なるべく早い更新、目指して！妄想の世界に飛んできます(^^)/ (2013年12月20日 23時) (レス) id: 9f994856f8 (このIDを非表示/違反報告)
LaLa(プロフ) - 首を長くして待ってま〜す(^^)vふぁいてぃん!! (2013年12月18日 18時) (携帯から) (レス) id: 1c41261f79 (このIDを非表示/違反報告)
もぐもぐ(プロフ) - LaLaさん» こんばんはー！^^ コメントありがとうございます(。´Д⊂) 次章ではぎゅったんをどう書くか悩み中です(←行き当たりばったり)が、早く更新できるようにしますね。頑張ります！次章でもお付き合い頂けたら嬉しいです♪ (2013年12月18日 0時) (レス) id: 9f994856f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もぐもぐ
| 作成日時：2013年3月22日 9時
