ジョンア ページ27
ウニョクの様子が、最近おかしい。
それから、キュヒョンの様子も。
ウニョクは元々わかりやすいし、キュヒョンも同室だからすぐに気づいた。
僕にバレないとでも思ってるの?
ウニョクの場合、原因はいくつかあるだろうけど。
ジョンア『ウニョクオッパー♪また来ちゃいました♡』
この子が悩みの種であるのは、間違いない。
ジョンアは、後輩アイドルグループの1人。
グループの中ではダンス担当らしい。
違う事務所だけど、TV局やスタジオが一緒になるたび。
事務所の垣根を越えて、ウニョクのところへダンスを教えてもらいにやってくる。
もちろん、理由はそれだけじゃないんだろうけど。
ウニョク『違うよ、そこはターンしてすぐステップ踏んで……』
ジョンア『んー…こうですか?』
ウニョク『そうそう!出来たじゃん!』
ダンスマシーンを自負するウニョクは、ダンスのこととなるとないがしろにする訳にもいかず。
加えて、底抜けに優しい心の持ち主でもあるから。
今日もこうして、親切に教えてる。
はぁ……、鈍感すぎる。
気づかないの?
ジョンアの目がハートになってること。
ウニョクも彼女を好きなら、応援するけど。
ほんとに好きな子は、ジョンアじゃないでしょ?
ソンミン『ジョンアさん。悪いけど、僕らもこれから打ち合わせあるんだ。ごめんね?』
耐えきれずにタイムリミットを知らせた。
ジョンア『あ、はい。ごめんなさい……』
ウニョク『あ、ごめんね!ジョンアが悪い訳じゃなくて!ごめんね、また今度ね?』
泣きそうなジョンアをなだめる、どこまでも優しいウニョク。
それね、たぶん嘘泣きだよ?
騙されてる………
見てればジョンアがどんな子かなんて、わかるのに。
ジョンア『ウニョクオッパ…、あの、来週の火曜、スケジュール終わった後、時間ありますか?今日の続き教えてほしいな、なんて……』
ドンヘ『ダメだよ!ヒョクはその日、約束があるから!』
突然、大きな声で叫んだドンへ。
ウニョク『あーうん…まぁドンへの言う通り、約束があってさ。ごめん』
渋々帰るジョンアを見送って。
話の矛先はドンへに。
ソンミン『で、約束って何??』
ウニョク『ドンへ、お前なんで知ってるんだよ?』
ドンヘ『え、えへ……』
ドンへは、気まずそうにフニャリと笑った。
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もぐもぐ(プロフ) - wakaさん» コメントありがとうございますー!なかなか編集が進まず、更新が遅いですが、今後も気が向いたときにお越しください〜(*^^*) (2021年8月31日 5時) (レス) id: 50a0d3076c (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - 続き待ってまーーす(*^^*) (2021年8月26日 22時) (レス) id: 192bfaab8b (このIDを非表示/違反報告)
もぐもぐ(プロフ) - LaLaさん» わぁ!温かいコメントありがとうございます(´;ω;`)なるべく早い更新、目指して!妄想の世界に飛んできます(^^)/ (2013年12月20日 23時) (レス) id: 9f994856f8 (このIDを非表示/違反報告)
LaLa(プロフ) - 首を長くして待ってま〜す(^^)vふぁいてぃん!! (2013年12月18日 18時) (携帯から) (レス) id: 1c41261f79 (このIDを非表示/違反報告)
もぐもぐ(プロフ) - LaLaさん» こんばんはー!^^ コメントありがとうございます(。´Д⊂) 次章ではぎゅったんをどう書くか悩み中です(←行き当たりばったり)が、早く更新できるようにしますね。頑張ります!次章でもお付き合い頂けたら嬉しいです♪ (2013年12月18日 0時) (レス) id: 9f994856f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もぐもぐ | 作成日時:2013年3月22日 9時