お隣りさんちのヒョクチェくん4

ぽかーん ページ14

ビックリした。

何がって……


僕がキッチンでリンゴを剥いていると。
ウニョギヒョンが、Aちゃんを抱き抱えて。
トゥギヒョンたちの部屋から出てきたから！！

A『やだ、ヒョク！おろして！』

ｳﾆｮｸ『暴れるなって！いいからじっとして』

ﾘｮｳｸ『ちょっと、ヒョン！どこ行くの！？』

僕は、玄関に向かうウニョギヒョンの背中に呼びかけた。


ｳﾆｮｸ『ドンへたちの部屋、汚すぎ。あれじゃ余計に具合悪くなるから。俺のベッドで寝かせてくる！』


ぽかーん。

予想外のウニョギヒョンの行動に、僕たちは何も言えず。

当のウニョギヒョンは、Aちゃんを連れて出て行った。


ﾘｮｳｸ『トゥギヒョン、どうしよう？ウニョギヒョン、完全に信じきってるよ！』

ｷｭﾋｮﾝ『ドッキリだったとか、今さら言いづらいですよね……』

ｿﾝﾐﾝ『完全に、言うタイミング逃したよね』

Aﾏﾈ『確かにね。まぁ言わなくてもいいんじゃないか？ウニョクくんが、Aを大事にしてくれてるのもわかったし、安心したよ』

ｲﾄｩｸ『ウニョクのこと、ヒョンにわかってもらえて良かったです！^^ じゃあ今さらだし、ウニョクには黙っておこうか？』

ドッキリについては黙ってるということで、話は終わり。

リンゴをお皿に乗っけて、リビングに持っていく。

みんなでリンゴを食べていると。


ﾄﾞﾝﾍ『………でもさぁ、まさかとは思うけど………ヒョク、Aに変なことしてないよね？……二人きりだし』


！！！！！！！


このドンへヒョンの一言で。
『ドッキリでした』と言いに行く選抜メンバーを。
ジャンケンで決めたのは、言うまでもない。

ヒョクの部屋→←お姫さま抱っこ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す