お隣りさんちのヒョクチェくん4

ヒチョルオッパとイタリアン ページ2

ﾋﾁｮﾙ『で？好きなんだろ？ヒョクチェのこと』

あっさり核心をついてくるヒチョルオッパ。
そのストレートさが、本当にオッパらしい。

ﾋﾁｮﾙ『なんだよ？違うのか？』

A『う……違わないけど………。あ！オッパ！このパスタ美味しいね♪』

ﾋﾁｮﾙ『話そらすなよ、まったく(笑) 顔、真っ赤だぞ？』

ヒチョルオッパに連れてきてもらった、イタリアンレストラン。

薄暗い照明と、落ち着いた雰囲気の店内。
全席ソファーの、完全個室。

気取らないカジュアルさもあるけど。
メニューに値段が書いてないから、リーズナブルなわけでもなさそう……

ﾋﾁｮﾙ『Aは昔から、ヒョクチェ一筋だもんな(笑)』

そう。

なぜか昔から、ヒチョルオッパには全部バレていて。
ヒョクチェとのことも、よく相談に乗ってもらっていた。

ヒチョルオッパは、誰にも言って欲しくないことは、何があっても絶対言わない。

だから、信頼してるオッパの一人。


A『でもね、オッパ。ヒョクはほんっとに鈍感なんだよ！こないだもね………』

再会してからの私とヒョクのこと。
オッパに全部話した。

ヒチョルオッパは。
相づちを打ったり、可笑しそうに笑いながら、最後まで話を聞いた後。


ﾋﾁｮﾙ『じゃあ、俺がAをイイ女に育ててやる♪』

不敵な笑みで、ニヤリと笑った。

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