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天気がいいから、ワゴンでサンドイッチを買って公園で昼食を食べるおれたち。
「ユウトありがと。ユウトと一緒じゃなかったらあんな良い買い物できなかったよ。」
少々値は張ったけどさっきのコートを購入した。
そんなにおしゃれに関心が高いとは言えないおれだったけど、ユウトと一緒にいると、おしゃれってむずかしいことじゃないんだって思わせられて。
これからもう少しおしゃれを楽しもうかなって思った。
「いやいや、おれこそいい写真いっぱい取れたし！いのちゃん綺麗な顔してるから本当に良い被写体だよ！」
ユウトにそう言われても説得力無いけど…ニコニコしながら楽しそうにカメラのデータを見ているユウトを見ているとなんだかほっこりする。
「うわぁ…ユウト、すっごく上手だねぇ…」
カメラを覗きこむと、まるでプロが取ったかのような写真。
「はは、ありがと…実はおれ、いつかカメラの仕事したいなって思ってて。
でもさ、今モデルの仕事してるんだけど、あ、全然売れてないんだけどね？モデルの仕事も楽しくて…どうすべきなのかなって思ってて…。」
少しさみしそうに笑うユウト。彼みたいな人間にも悩みがあるんだなぁ。
「それってどっちかに決めないとだめなの？」
「え？」
「いや、おれさ、特にやりたいこととか、得意なこととかないから。
ユウトみたいに好きなことが２つもあって、やってみたいって思っていることがすごいなって。
だからどっちもやってみたらいいんじゃないかなーって思うんだけど…。」
「…いのちゃん、おもしろいね。」
「え、どこが？」
「今までそんなこと言う人いなかったから。みんな、ひとつに絞ったほうがいいとか、こっちのほうが向いてるとか…。おれの気持ちに目を向ける人っていなかったんだ。いのちゃん、ありがとう。」
そう言って笑ったユウトの笑顔は今日一番かっこよかった。
「いのちゃん、今日はありがとう。」
「こちらこそ、楽しかったよ。」
お別れの時間。なんだかちょっとさみしいな。
「いのちゃん、これ。さっきコンビニで急いで現像したんだ。おれが一番気に入ってる写真。よかったら。」
そういって差し出されたのは、ポーズも何も取っていない、カメラを構えるユウトに笑いかけるおれの写真。
「ありがとうっ…！おれ、ユウトの写真好きだよ。」
ほほ笑んでくれた彼の笑顔が、本当に素敵だった。
See you next date…
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慧華 - はじめまして！ 伊野ちゃんを振るなんて、どんな神経してんだぁ！！←ｗ 更新頑張ってください！ 自分的には、たかいのが好きなので、楽しみです (2018年5月7日 20時) (
レス) id: f7fb87f278 (このIDを非表示/違反報告)
優奈(プロフ) - 自分のペースでも大丈夫です！更新してくれてありがとうございます！←言葉おかしいですが… (2018年2月18日 19時) (レス) id: 3f4b9811b7 (このIDを非表示/違反報告)
Riona(プロフ) - 優奈さん» 遅くなってすみません<(_ _)>ありがとうございます！マイペース更新ですが、よろしくお願いします(^^) (2018年2月18日 17時) (レス) id: 2d2edf6d1a (このIDを非表示/違反報告)
優奈(プロフ) - 更新頑張って下さい！ (2018年2月9日 23時) (レス) id: 3f4b9811b7 (このIDを非表示/違反報告)
Riona(プロフ) - 実姫さん» はじめまして。ありがとうございます(^^)時間があるときには覗いてみてください。更新頑張ります！ (2017年12月23日 21時) (レス) id: 2d2edf6d1a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Riona | 作成日時：2017年11月29日 0時
