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その日を境に校舎内ですれ違えば挨拶を交わす、そんな関係性が続いていた。
長いようで短い高校生活も残すところ後1年。
わたしと彼は同じクラスになった。
NOと言うのも周りに助けを乞うのも苦手なわたしは先生からの雑用を押し付けられ、予定があるからごめん！と申し訳なさそうに謝る友人を見送り一人静かになった教室でプリントと向き合う。
「これ絶対先生の仕事やん」
一人文句を吐きながらも作業に集中していると突然開かれる教室の扉。
「あれ、Aちゃん何してんの」
誰もいないと思っていたのだろう、目をまん丸にしてわたしに投げかける彼。
「だるまくんこそ何してんの？」
「いや、忘れもんしてたの思い出して」
そう言いながら自身の机へと向かう。
おーあったあった、小さく聞こえた声にまた明日と声をかけようと顔を上げると何故かわたしの元へと近寄る彼に頭の上に？を浮かべる。
「雑用させられてるやん、そんなもん断ったらえーのに」
そう言いながらなぜか前の席へ腰掛ける。
「まあなんも予定ないし、ちゃちゃっと終わらせて帰るよ」
だから帰って大丈夫だよ、そうわたしが言い切るよりも前に
「二人でやった方が早いやろ」
と目の前のプリントを半分ほど奪い同じように作業を始める。
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mog(プロフ) - さんさん» コメントありがとうございます！お褒めの言葉だけでなく、お気遣いもしていただいて嬉しい限りです（ ; ; ）♡ これからもマイペースに更新していくのでぜひお願いします♩ (12月29日 10時) (
レス) id: 9a31e26952 (このIDを非表示/違反報告)
さん - この設定めちゃくちゃわくわくします！！続きとっても気になります〜！更新ものすごく楽しみですがたかお身体ご自愛ください！ (12月28日 21時) (レス) @page9 id: cfa21872f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mog | 作成日時：2023年12月27日 17時
