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「なんかあったらまた連絡してな、ちゃんと寝るんやで〜」
帰宅しようと彼の元へ戻ると もう帰んの？ と真っ直ぐにわたしを見つめてくるものだから思わずえ？と聞き返す。
「もうちょっとおってや」
少し気まずそうにそう続ける彼に何と返したらいいのかもわからずベットの近くへ腰を下ろす。
「25にもなって情けない話やけどさ、風邪引くとちょっと寂しいやん？」
いつもの元気な姿からは想像できないほどに小さな声でポツポツと喋る彼に相槌を打つ。確かに、一人暮らしの風邪って寂しいんだよね。こうゆうときに支え合うのも友達だよね、いつもより少し早い心臓を落ち着かそうといくつか会話を交わす。
「Aちゃん彼氏作んの？」
突然の質問に思考が停止した。
「いやごめん、今のは忘れて」
わたしが口を開くよりも先に彼が言葉を続ける。あ、うん。と返事をすると無言の時間が生まれる。
暫くすると規則正しい寝息が聞こえ始め振り返って見ると、最初に見たときよりもだいぶ良くなった顔色でスヤスヤと眠っている。
先ほど言われた言葉が脳に響く。彼氏作んの？どういう意図の質問？この間の続き？わたしに彼氏が出来たら寂しいの？
「ずるいこと、しやんでよ」
いつもより少し幼い寝顔に呟き家を後にした。
一人になった部屋で大きな溜息をつく。
「はぁ〜〜最悪や、俺は恋愛なんてせんほうがええんやから」
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mog(プロフ) - さんさん» コメントありがとうございます！お褒めの言葉だけでなく、お気遣いもしていただいて嬉しい限りです（ ; ; ）♡ これからもマイペースに更新していくのでぜひお願いします♩ (12月29日 10時) (
レス) id: 9a31e26952 (このIDを非表示/違反報告)
さん - この設定めちゃくちゃわくわくします！！続きとっても気になります〜！更新ものすごく楽しみですがたかお身体ご自愛ください！ (12月28日 21時) (レス) @page9 id: cfa21872f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mog | 作成日時：2023年12月27日 17時
