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「おれは普通の仕事とかしたことないし社会人の悩みとか分かってあげれやんけど、連絡くれたらいつでも行くから 1人でこんななるまで飲むのはあかんで」
「・・・なんで友達おらんの？」
あまりにも失礼な言葉は本心だった。
こんなにも優しくて面白くてみんなに愛される彼がどうしてわたしなんかにここまでしてくれるんだろう。
彼は やかましいわ、と笑いながら続ける。
「ネットにはいくらでもおるし〜リアルで飯行く友達なんか1人おったらええねん、おれにはAちゃんがおるんやから」
何故か誇らしそうにこちらを見る彼に鼓動が早くなるのを感じる。
「わたしに彼氏出来たら唯一の友達がおらんなって寂しいなあ」
こうして鼓動が早くなるのも、意識してしまうのもわたしだけなんだと思うとなんだか少し悔しくなって意地悪のつもりで放った言葉に二人の間に何とも言えない気まずい空気が漂う。
1秒だったのか、はたまた10秒だったのか。
「そりゃ寂しいけど、Aちゃんが幸せならそれがええやん」
ほら帰るで〜と歩きだす彼の背中を追いかけながらわたしは彼の“東京友達第一号”だから、そう言い聞かせて気付いてしまった恋心にそっと蓋をした。
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mog(プロフ) - さんさん» コメントありがとうございます！お褒めの言葉だけでなく、お気遣いもしていただいて嬉しい限りです（ ; ; ）♡ これからもマイペースに更新していくのでぜひお願いします♩ (12月29日 10時) (
レス) id: 9a31e26952 (このIDを非表示/違反報告)
さん - この設定めちゃくちゃわくわくします！！続きとっても気になります〜！更新ものすごく楽しみですがたかお身体ご自愛ください！ (12月28日 21時) (レス) @page9 id: cfa21872f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mog | 作成日時：2023年12月27日 17時
