星野アイの妹は落ちこぼれアイドルでした【推しの子】 (ページ3)

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1話ページ3

「落ちこぼれのくせに、アイドル辞めろ、」

「ぶっちゃけ顔だけが取り柄w」

　
「あんなイケメン彼氏がいるのに、浮気するなんてありえないんだけど、消えろよ」

　

どれだけスクロールしても私に向かった悪口が止まらない。

『ああ、どうしてこうなったんだろう、』

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時に始まりは2週間前だった。

その時、私は付き合ってる人がいて

その人にプレゼントを買おうと幼なじみの男の子とショッピングモールへと買い物に出かけていた。

ショピングモールなんて行くのが初めてで

行く前はどうせちょっとしかお店がないのだろうなんて思っていたが、着いた時その光景は想像を超えていた。

お菓子屋さん、洋服屋さん、

アイスクリーム屋さん、他にも高級そうなアクセサリーなどが売っているお店などがあって

数えきれないほど多い。

しかも、歩く場所がないほど沢山の人がいる。

普通では見ない光景に目が輝く。

『凄っ！お店とか人ががいっぱいいる！！』

「そっか、お前ショピングモールに行くの初めてか
逆に驚くわ、その年でまだショピングモールに行ったことないとか」

ぷぷっ、と馬鹿にしたように笑った。

怒ったように頬を膨らます。

『別にいいじゃん、今まで全部お姉ちゃんのおさがりで困ることなかったし』

表情は変わらず馬鹿にしたような顔。

けどここに来た目的はプレゼントを買うこと。

『それより、プレゼントを買いたいんだけどなんか良いお店ない？？』

ちらりと周りを見渡す。

お店が多すぎてどのお店がいいのか分からない。

「だったらあのお店がいいんじゃないか？」

考えるような仕草をしてから指を指し言った。

指した先には文房具がずらりと並べられているお洒落なお店。

ちょっと高そうなお店だけど文房具なら使いやすいしプレゼントにいいかな。

『良いね、そこにしよ！』

ありがとうとお礼をして

早速そのお店へと足を進めた。