お隣りさんちのヒョクチェくん

ヒョクがいるから ページ41

ｼﾞｮﾝｽ『A！ちょっと待って！！』

ジョンスオッパに呼び止められたけど。

構わず、スタスタ歩く。



ｼﾞｮﾝｽ『A！待って！！』

廊下の角。

何度目かの呼び掛けで、ようやく足を止めた。



ｼﾞｮﾝｽ『ちゃんと話、聞かせて？SJのこと、嫌いって、どういうこと？僕らのこと、嫌いなの？』

『………………』


何て言ったらいいの？


私の、子供じみた理由なんて、恥ずかしくて言えない。

どう言ったらいいか、迷っていると。


ﾋｮｸﾁｪ『A、俺らのこと、嫌い、なの………？』

角から急に、ヒョクが現れた。


ﾋｮｸﾁｪ『それって、俺がいるから？だからSJのこと嫌いなの？』

『そう、だよ……』



ヒョクがいるからだよ。

大好きなヒョクが、いるから。


だから、super juniorが嫌いだよ………

でも、ヒョクには聞かれたくなかったな……



ｼﾞｮﾝｽ『A……もう僕らのこと、嫌いになったの？』

『オッパたちのこと、嫌いになった訳じゃありません。ただ、super juniorが、嫌いなんです……』


どうしたら、伝わるの？

上手く気持ちが言えなくて。
気まずい空気が流れる。



『ごめんなさい、失礼します』

そう言って、その場を後にした。

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