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6話 ページ8

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俺は、主の部屋の襖を全力で開けて一言。

「どうだ!!!驚いたか!?」


鼻眼鏡にクラッカー…どこで手に入れたのか謎だか、鶴丸の手にはそれらが握られていた。



当然、主である彼女からの反応はない。


鶴丸がこの本丸に来たのは、つい最近で、審神者である彼女が寝たきりな状態なのには、ずいぶん驚かされた。


「俺は、君が目を覚ましたら、みんなにとっても、俺にとっても、いい驚きになると思うんだけどなぁ…」

とつぶやきながら、彼女が寝ているベッドに近づく。



彼女の枕元に、幾つかの花や、どんぐりが置いてあるのを見つけて、ふっと微笑んだ。


「今日も、短刀たちは君のところに来たのか。君はみんなに愛されてるな。」




もしかしたら、自分より白いんじゃないかと思うほど透き通った肌を持つ彼女は、少し目を離したら何処かに消えてしまいそうだった。


「じゃあ、俺はこれを土産としようかな。」

と言い、手に持っていた鼻眼鏡とクラッカーを側に置いた。



「人生、驚きがないと、心が先に死んじまう。そうだろ?……早く目を覚ましてくれよ…」



鶴丸は自分が顕現されてから、毎日のように、彼女を驚かしては、今日も彼女が目を覚ましていないことに少し落胆する。


「いつか、君の驚く顔が見てみたいものだよ。それは、きっと素晴らしいものなんだろうな!!」






それから鶴丸は、最近短刀たちにした悪戯の内容を、意気揚々と話し始めた。





ーーーーーーーーーーーーーー
口調迷子₍₍⁽⁽(ી( ・◡・ )ʃ)₎₎⁾⁾

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通りすがり - 続きがとても気になってます。 更新楽しみにしてますので、もちろんご自分のペースでいいですからがんばって下さい。 気長にいつまででもお待ちしております。  優しくてあたたかい仲の良い本丸で癒されます☆ (2018年6月27日 10時) (携帯から) (レス) id: 4f4058a2da (このIDを非表示/違反報告)
通りすがり - 早くこの「優しい本丸」の審神者さんが目覚めて皆と笑いあえる日がくるといいな、と思いながら一気に読みました。 最新の方の演練お相手の審神者くんもきっとほんとには悪い人じゃなくて…彼も男士たちとこれから絆を紡げたら、と思いました。 (2018年6月27日 10時) (携帯から) (レス) id: 4f4058a2da (このIDを非表示/違反報告)
Ria(プロフ) - 早く続き読みたいです (2018年6月10日 13時) (レス) id: 37954a0177 (このIDを非表示/違反報告)
飛鳥 - 早く読みたい! (2018年4月22日 21時) (レス) id: 9077cf53c3 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 期待大 (2018年3月13日 4時) (レス) id: ee294b2b55 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みこ | 作成日時:2016年3月20日 22時

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