【ヒロアカ】かっちゃん家の居候《3》 (ページ6)

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その後かっちゃんは蹴りをいれられた。吐くくらい強いパワーなのだろう。
あと２分だけだから、持ち堪えて…。
こんなに頑張っているのに時間前に私が助けに出たら３人共々失格だ。
こんなにしんどい思いをしたことはなかった。

オールマイトは話を続ける。
「緑谷少年の急成長。
レベル1とレベル50の力。成長速度が同じなわけがないだろ。
わかるか。わかってんだろ。
きみだっていくらだって成長できるんだ。
でもそれは力じゃない」

「黙れ。オールマイト。
あのクソの力を借りるくらいなら負けたほうがまだましだ」

それ同時に私は飛び出した。
「クソがーー」
かっちゃんがオールマイトにやられそうになった瞬間、時を止めた。

わたしがかっちゃんを助けたところでかっちゃんとデク君の問題は解決しない。

それがなんとなく分かってしまったから、
私は先にデク君に触れた。

「Aちゃん！？かっちゃんは！？あれ？皆んな止まってる…？」

『私の個性で時を止めたの。かっちゃんの事、デク君よろしく頼んだよ。私が個性解除するとともにデク君はかっちゃんを連れて逃げて。私はここに残って時間稼ぎするから』

「そんなっ！！いくらなんでもオールマイトだよ！！無茶だ！！」

『大丈夫。私は都合よく時を止めれるんだから、それに怪我しても自分の体の時間を戻して治すことが出来る。だからちゃんと話し合って？みんなで合格しよう？ね？』

「分かった。その代わり危ないと思ったらすぐに逃げて！」

『もちろん。じゃあ個性解除するよ』

私が個性を解除すると共にデク君はかっちゃんの方に向かって
「負けた方ががましだなんて！
君が言うなよ！！！！」
とかっちゃんを殴りそのまま裏路地へ逃げ込んだ。

『いや…殴るんかい…』
仲直りして欲しかっただけなんだけど、男の喧嘩とは過激なものだなとおもった。

「油断したなぁ。それより時透少女。君は逃げなくて良かったのかい？あくまで君はサポート役だろ？」

『いいんです、オールマイト。貴方にかっちゃん達を追わせるわけにはいかないから…！』

その後私とオールマイト一対一の勝負となった。

重りとゆうハンデがあってもオールマイトのうごきは早すぎて個性を発動する隙もない。

せめて時間さえ止めれれば
隙を見て一撃いれれるかもしれないのに
さっきからやられっぱなしでやられた怪我を治すことしか出来ていない。

私だけがこの人には勝てない。
だけど私は逃げるわけにはいけない。