【ヒロアカ】かっちゃん家の居候《3》 (ページ5)

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緑谷、爆豪、時透チーム演習試験
LEADY GO！

合図と共に先々進んで行くかっちゃん。
私はモニター室でその様子を見ている。
私が参加していいのは半分の時間が過ぎた１５分後。
「かっちゃん！戦うか逃げるか！ヴィランはオールマイトでオールマイトと戦うのは危険とゆうか」
デク君の言葉を聞かずにそのまま去っていくかっちゃん
「って待ってよ！かっちゃん！！」
「付いてくんな」
先をどんどん進んで行くかっちゃんをデク君は必死に止めようとする。
「まっすぐ行くとここはオールマイトが待ち構えているはず！」

戦闘はなにがあっても避けるべきだと思うデク君。
とどんな相手でも倒そうとするかっちゃん。
　
そんな時デク君が掴んでかっちゃんを止め用とした。
すかさずデク君をかっちゃんが殴った。

「これ以上喋んな！
ちょっと調子がいいからって喋んな！
むかつくから」

「待ってよ！かっちゃん！！
試験に合格するために僕は言ってんだよ！
聞いてってかっちゃん！！」

「だからテメェの力なんざ、合格に必要ないってっつてんだよ！」
「怒鳴らないでよ！
それでいつも会話にならないんだよ！！」

モニターでその様子を見ていた私達は
相性が最悪な事に不安要素しかなかった。

その時オールマイトが爆風と共に
立ちはだかった。

「街への被害はくそくらえなんだよ」

さすがナンバーワンヒーローと言ったところか。威圧感がモニター越しでも半端ない。

「そろそろ時透、スタート地点で準備しとけ」
相澤先生の合図と共にスタート地点に向かう。
「Aちゃん！無理したらいかんよ！」
モニターを一緒に見ていたお茶子ちゃんが心配してくれた。
「大丈夫！心配することはないよ」

「試験だなどと考えていると痛い目見るぞ！
私はヴィランだ。ヒーローよ。真心込めてかかってこい！」

オールマイトの声が聞こえてきたが
合図がないと飛び出してはいけないらしい。

逃げようとかっちゃんに言うデク。
俺に指図すんなと怒るかっちゃん。
2人は幼なじみだ。
私の知らない間にこの2人は相当拗れてしまっている。

「かかってこいだと？オールマイト！
言われねぇでもはなから」
同時に爆発をかましたがオールマイトの力には及ばず床に叩きつけられている。

『かっちゃん！！！』
今すぐにでも駆け付けたいのにルールがそれを許さない。

「喋んな！勝つんだよ。
それがヒーローなんだから」
かっちゃんは諦めないようだ。