ずっと。2〔JW〕 (ページ8)

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Aside

会議室から少し離れたところでみやもんは待ってくれていた

宮本「たくさん話できた？」

A「うん、ありがとうございます」

宮本「じゃあ明日は撮影あるからホテル行こうか」

A「はい、」

みやもんと駐車場まで歩いてみやもんの運転でホテルに向かう

自分の過去について初めて聞いたけど、いろんな想像してたしショックよりも知ることができた安心感が大きくて、急に気持ちが軽くなった

車で揺られながら改めて何をしたいか、何をしなきゃいけないかを考える

とりあえずよしくんに連絡しようかな、、、、なんかよしくんって恥ずかしい、、

これからは井ノ原くんって呼ぼう

宮本「A、V6との話はどうだった？」

A「自分の知らない自分のことが知れて良かったよ」

宮本「そうか、実は俺、昔V6のマネやってたんだ」

え、、？

宮本「だからAがここに来る前のこと、

伝えようと思ったら俺が教えられた、

けど誰よりもAのことを想ってたのはあの6人だから、

もしAが昔のこと知りたがったら絶対会って話できるようにしようと思って、

それまでは言わなかった

黙っててごめんな」

A「え、、じゃあみやもんは私が小さい時からずっと知ってたん、、？」

宮本「うん、Aに1人マネつけるって話になった時に俺から希望出した

1人で関西行ったAが心配でな、笑」

視界がぼやける

宮本「心細かったよな

もう大丈夫」

こんなそばに自分のことを考えてくれてた人がいたんだ

ウインカーの音が大きく聞こえる

今日何回泣くんやろ、でも嫌じゃなくてスッキリするような

心がじんわり暖かくなる

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