ずっと。2〔JW〕 (ページ39)

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大倉side

公演中、台宙で気持ちが焦ったのか飛び降りた後大きくしゃがみ込むような仕草をしたA

大倉「今の着地足やってない？」

スタッフ「怪しかったですね」

Aの足取りはしっかりしててダンスも普段通り踊れてる

でもAは不調を隠すのが人一倍上手いからな、、、

大倉「多分大丈夫やとは思うんですけどAが捌ける時に確認だけしてやってもらえます？」

手が空いてるスタッフにAの衣装ラックの方に行って見てもらうように頼んだ

その間にもコンサートは続く、大きく踏み込む振りも片足で立って止まる振りも完璧

笑顔もぎこちなさは全くない

スタッフ「坂本さん、大丈夫と言ってたんですがアイシング渡してきました」

大倉「ありがとう、ほんまかな、足見た？」

スタッフ「いえ、大丈夫だと言い張って出てしまったので確認できなかったです、すみません」

大倉「いやいいよ、そこまで言ってるんやったらひどくはないんかもしれへん」

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公演後衣装ラックのそばでしゃがみ込むAと様子を見てる大橋を発見

大倉「2人ともお疲れ、A台宙で足やったんちゃう？見せてみ」

A「お疲れ様です、着地ちょっと失敗してしまいました」

、、、、、

隣に屈んでもヘラッと笑うだけでアイシングをしてる手をどけないA

大倉「どうしたん」

大橋「A、隠したあかんで」

大橋に優しく言われて俺をチラ見してから手をどけたら、現れたのは見るからに痛そうな紫色の足

大倉「うわ、これで踊ってたん？！今すぐ病院行こう」

A「はい、、、、ごめんなさい」

流石にやばいという自覚があるのか素直

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