ずっと。2〔JW〕 (ページ34)

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間違っちゃいないページ34

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重岡side

マナーモードにしてたスマホが光って通知を見るとAやった

A『間違っちゃいない聞きました、すごく好きです』

最近リリースした、作詞作曲重岡大毅の曲

ジュニア時代を思い返して作ったし今頑張ってるジュニアに届いたらいいなと思ってたから嬉しい

特にAは小さい時から頑張ってたのを見てたから

重岡『今度大阪の仕事でそっち行く』

Aとは一回り近く歳離れてるけど結構いろんな話をする

自分の中で考えてることとかそういうのは、恥ずかしくなってちょけたくなることが多いけど

不思議とAの前ではそんなことしなくても良いかなって気になる

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重岡「よう、久しぶり」

A「しげくん！久しぶり」

重岡「元気やったか？」

A「うん、公園行きませんか？」

重岡「ん、行こうか」

昔Aと踊った合宿所近くの小さな公園でブランコに並んで座る

もう日は落ちてて赤かった空も紺色に染まりつつある

Aの方から最近あったことを話してくれて、俺もメンバーの話とか最近ハマってるものの話をして時間が流れていく

A「間違っちゃいない、最近よく聞いてます」

重岡「嬉しいわ、Aが気に入ってくれて」

色んな人からこの曲いいねって言われるけど、関西ジュニア、その中でもAに届いたっていうのは嬉しいな

A「歌詞全部好きなんやけど、サビが一番好きで

最近関ジュのこととか自分のこととか、もう全部どうしたら良いかわからんくて、

今までやってきたこと全部無駄やったかなとか、どこで間違えたんやろうとか思い始めてもて、こんな思考があかんのやろうな、、とかも考えちゃって

でもこの曲聞いてると今までも今も全部間違ってない、ってしげくんと濵ちゃんと神ちゃんに背中押してもらえてる感じがして、、」

重岡「ん、

そうやで、間違ってないよ

Aの人生やねんから、Aが選んだ道が正解なんやで」

Aの方から不安やって気持ちをこんなに話してくれたんは初めてやった

多分そういう役回りはずっとB.A.D.の2人やったから

Aの不安を取り除いてやることも、気の利いた言葉をかけてやることも俺にはできんけど

Aの心を少しでも軽くしてあげたいと思った

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