𝐒𝐭𝐨𝐫𝐲 25 ページ25
【おまけ】
不寝番で主のいない部屋でボフンッと音がする。
｢お、おぉぉぉ！！｣
これならいけるのでは！？と、チィオはニマニマと笑った。
数日後、潜水していた船を浮上させ、みなで日光に当たる。
｢キャプテン！これを見よ！！｣
そう言うチィオの周りに、わらわらと皆が集まってきた。
｢トラスフォルマーレ:ジャイアント！そいやっ！｣
ボフンッと一際大きな音を立てて姿を変えれば、そこには…
｢｢なんじゃそりやあぁぁぁ！！！｣｣
ペンギンとシャチの声が被る。
そこには、ペンギンとシャチが程の背丈に、ベポよりも横幅の大きい、ダイナマイトボディのペンギンがいた。
凄くない！？とチィオがはしゃぐ。
｢絶滅した古代種、“ジャイアントペンギン”だよ！｣
本には想像上の絵しかなかったけど、こんな感じ！って想像してやれば出来ちゃった！とチィオはケラケラと笑う。
｢さぁキャプテン、カモン！｣
バフリッと、チィオのダイナマイトボディへとローが張り付く。
どう、どうっ！？と問いかけるチィオに、堪らん…とローはスーハーした。
｢チィオ、おれとガルチューしよ！｣
｢うん、ベポ！この姿なら私の顔が埋まらないやっ｣
ガルチュー！といって二人で頬を擦り合う。
いや、最高ですな…とチィオは思うが、やはり手が使い物になる手であれば…と悔やんだ。
ぺんぺんもシャチもおいでよ！と言えば、二人もチィオにバフリッと張り付き、身体をもちもちと揉まれる。
｢どう？どうっ？｣
｢おれはダイナマイトもちもちより、ジャストフィットもちもちの方がいいな…｣
そう、訳の分からないことをペンギンが呟いた。
ちゃんと寝る時は“コウテイペンギン”だよとチィオが言えば、良かったとペンギンは安堵する。
｢これだったら、海に沈んだキャプテンも余裕で助けられるよ｣
腹か背の上に乗っけて浮かべばキャプテン海面から出れる！と、チィオはとても喜んだ。
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もふもふ子(プロフ) - 李空さん» pixivの方で読んで下さったのですね！こちらにも訪れてくださりありがとうございます♪面白いと言っていただけてとても嬉しいです(*^^*) (2023年2月6日 23時) (
レス) id: 3d96900827 (このIDを非表示/違反報告)
李空(プロフ) - pixivで読んだけど面白い (2023年2月6日 4時) (レス) @page3 id: 36ef557338 (このIDを非表示/違反報告)
もふもふ子(プロフ) - つばめさん» もっともっと見ていたいと思って頂けてとても嬉しいです！夢主さんがまだ人の姿に戻れていませんので、まだお話は続きます！この先どうお話を書いていこうか今ちょっと詰まっているので、気長に更新をお待ちいただけると幸いですm(*_ _)m (2023年1月27日 0時) (レス) id: 3d96900827 (このIDを非表示/違反報告)
つばめ - まだ更新有りますか？ もっともっと見ていたいです (2023年1月25日 23時) (レス) id: e61b67cd9c (このIDを非表示/違反報告)
もふもふ子(プロフ) - にゃーちゃんさん» ありがとうございます！とても嬉しいです♪のろのろ更新ですが、頑張って書いていきますね(*^^*) (2023年1月20日 19時) (レス) id: 3d96900827 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もふもふ子 | 作成日時：2022年11月3日 16時
