異世界からきた雛鳥 2【ONEPIECE】

雛鳥の足跡…70こ ページ23

この先やらしいお話が含まれます。
苦手な方はお避け下さいね。

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日数を考え今日までに終わらしておきたいものがあり、夜中までペンを走らせていれば、突然ノックの音が響く。
こんな時間に誰だと思いつつ入室を促せば、顔を覗かせたのはAだった。

｢こんな時間にどうしたよい｣
｢ちょっと夜更かししようと思って、本を借りに来ました｣

そう言ってこの仕事部屋の壁一面にある本棚へとAは近づく。
最近Aはビッシリと置かれたこの医療書たちを読み始めた。
ナースたちやマルコがいない所で何かあった時に対処できるよう、覚えていて損は無いと、時間がある時に熱心に読んでいる。

しかし夜も更けた頃に男がいる部屋に来るだなんて頂けない。
危機感がないなと思いつつ、悪戯心が湧きAへと近づいた。

背後に気配を感じて振り返った所で、伸びてきた両腕がAの顔の横に置かれ、本棚と逞しい胸の間に囲われてしまった。
何事だとマルコを見上げれば、そっと顎に指が掛かり、唇が降ってきた。

予告もなく、そんな雰囲気でもなかった突然の口付けに驚いたが、いつものマルコと触れ合う気持ちのいい感覚に素直に受け入れる。
そんなAにマルコは苦笑して、するりと、服の裾の方から手を差し込んで肌を撫でた。

｢あっ、んッ…｣

ビクリと跳ねた身体に気を良くして、マルコは唇を離した。

｢こんな時間に男がいる部屋に来て、襲われても文句は言えねェよい｣

そう言って今度はグッと深く唇を重ね合わせ、薄く開いた隙間から舌を侵入させて、奥に逃げたAの舌を捕まえる。
柔く押し当て上顎を擽り、歯列をなぞれば、くぐもった声で可愛らしく喘ぐ。
優しく絡めていれば、A自らも舌を絡ませてきた。
ぴちゃりと音を立てる口付けに、Aの身体はぷるぷると震える。
急にこんなことをされたのに、それでも必死に応えようとする姿がとてもいじらしいと思った。

この口付けに夢中になっている間に、そっと服を捲り上げる。
可愛らしい下着に包まれた形の良い膨らみに手を添えれば、ひくりと身体が反応した。

｢ひぁっ…ッ｣

柔く手を動かし膨らみに指が沈み込めば、ぱっと唇が離れマルコの手の上へAの手が重なる。
そんな行動が可愛すぎて、頭がくらりとした。

手を動かしつつ唇を頬に当て、顎を辿り首筋へとくれば、柔く吸い付いてねとりと舐め上げる。
驚くほど反応する身体が可愛くて、何度も繰り返してしまう。

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