𝐒𝐭𝐨𝐫𝐲 60 番外編：ﾄﾗｽﾌｫﾙﾏｰﾚ：にゃんこ！ 2 ページ11
｢もし今敵襲があったらどうする？｣
｢そりゃ、お宝ガッポリ盗まれて終わり…じゃない？｣
チィオがそう聞けば、猫とペンギンだし殺されはしないだろうとペンギンが答えた。
｢船乗っ取られたら嫌だな…｣
｢そうなったら私たち海に放り出されるんじゃない？｣
え…と皆が固まる。
私はペンギンだからいいけど、みんなは気をつけなよとチィオが言えばサァ…と皆の顔が青くなった…気がした。
まあ猫も泳げないことはないんだし大丈夫でしょとケラケラ笑うと、おま、そん時はジャイアントになって助けろよ！？とバシバシ多方面から叩かれる。
｢ちょっと、何で叩くの！猫パンチやめてっ｣
誰、爪出してるの！とチィオはぷりぷり怒った。
進路は大丈夫かと操舵室に行こうとしたが、大きな扉を開けることは出来ない。
チィオ用の小さな扉があるのは、よく使うところだけ。
諦めるか…と、チィオ用の扉がある甲板に出て海の様子を見ておくことにした。
日差しに照らされながら、ボーッと海を眺める。
｢腹減ったな…｣
｢飯、どうすんだ…｣
冷蔵庫も開けらんないし…とシャチが項垂れた。
そんなみんなの様子をみて、ここは私の出番！とチィオがシャキーンと背を伸ばす。
｢待っててね。トラスフォルマーレ：ジェンツー、そいやっ！｣
行ってくるねーとチィオは欄干の隙間から飛び出して行った。
ものの数秒で戻ってきたチィオの嘴には、ピチピチ動く魚が咥えられている。
お刺身が美味しい魚を選んでくるねと言って、何度も採餌を行った。
｢これくらいでいっかな｣
ずらりと並ぶ魚たちがいつも以上にキラキラと輝いて見え、チィオ様様！とペンギンたちは喜び、ローにはぽふり…と頭に手を乗せられて、チィオはみんなの役に立てたねと、えへへと嬉しそうにはにかんだ。
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つばめ - 彼女元の姿に戻った➕同時にペンぺん🐧ちゃんと恋人同士か最高他の皆とも仲良しで楽しそう (5月19日 1時) (
レス) @page50 id: e61b67cd9c (このIDを非表示/違反報告)
つばめ - ローが風邪をひいてしまっているのでしょうがないですがそれでもコレは素敵です別のでローも出れば尚更👍 (5月19日 0時) (レス) @page31 id: e61b67cd9c (このIDを非表示/違反報告)
つばめ - 入れ替えハプニング面白いです (5月19日 0時) (レス) @page30 id: e61b67cd9c (このIDを非表示/違反報告)
つばめ - 通常版も含めて更新楽しみにしてます (2023年4月13日 23時) (レス) id: e61b67cd9c (このIDを非表示/違反報告)
もふもふ子(プロフ) - つばめさん» お返事遅くなりました(> <)ローの能力の暴走！それは面白そうですね！遅くなるかもしれませんが、リクエスト賜りました(*^^*) (2023年4月4日 0時) (レス) @page19 id: 3d96900827 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もふもふ子 | 作成日時：2023年2月4日 19時
